ねこのしぼう(そ)しきえん(はんしぼう(そ)しきえん、きいろしぼうしょう、いえろーふぁっと)

猫の脂肪(組)織炎(汎脂肪(組)織炎、黄色脂肪症、イエローファット)

早めに病院へ

疑われる症状が見られる場合は、早めに病院へ連れて行きましょう

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脂肪(組)織炎(汎脂肪(組)織炎、黄色脂肪症、イエローファット)は、皮下の脂肪組織に炎症が起こる病気です。おもにビタミンEといった抗酸化作用のある栄養分が不足している状態で、不飽和脂肪酸を多く含む食事(脂っこい魚主体の食事)を大量に食べることで発症します。また、何らかの感染症や炎症性疾患、腫瘍などによって、二次的に起こることもあります。

【症状】発熱や痛み、食欲低下など。進行するとしこりが感じられるように

脂肪(組)織炎になると、その名の通り、脂肪組織で炎症が起こります。このため、発熱と痛みをともない、食欲が低下し、元気がなくなります。また、活発さが減り、体に触れられるのを嫌がるようにもなります。病状が進行すると、皮下脂肪の部分にごつごつとした硬いしこりが感じられるようになったり、お腹の中にしこりが感じられたりします。

【原因】ビタミンE不足と不飽和脂肪酸の過剰摂取が重なって発症

脂肪(組)織炎は、栄養不良が原因で起こる病気です。抗酸化剤として機能するビタミンEが不足している状態で、マグロやカツオ、アジなどの青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸を過剰に摂取し続けると、脂肪の壊死を引き起こす過酸化物質が体内で作り出され、それにより脂肪(組)織炎を生じます。最近では市販フードに抗酸化剤が添加されるようになったことから、まれな病気となっています。ただ、この病気は何らかの感染症や炎症性疾患、腫瘍などによって、二次的に起こることもあります。

【治療】食事内容を改め、ビタミンE製剤などを投与

脂肪(組)織炎を治療する場合は、その原因となる栄養不良を引き起こした食事内容を改め、総合栄養食と記載のある適切な栄養素を含むキャットフードに切り替えます。同時に、欠乏しているビタミンE製剤やほかの抗酸化剤の投与を行います。また、炎症を抑えるために、抗炎症剤の投与も行います。

【予防】適切な栄養バランスのキャットフードを与える

脂肪(組)織炎の予防には、魚類中心など偏りのある食生活を控え、総合栄養食と表示されている、栄養学的にバランスの取れた適切なキャットフードを与えることが大切です。また、魚を与えるときはおやつ程度とし、1日に必要なカロリーの5~10%くらいを目安に与えるようにしましょう。

この病気のデータ 命に関わる恐れ
  • 低い

命に関わる恐れは低いですが、注意が必要です

主な症状 かかりやすい猫種
  • 特にない
かかりやすい年代
  • 特にない
かかりやすい性別
  • 特にない
予防の手段
  • 適切な飼育・管理
人への感染
  • 感染しない
かかりやすい体の特徴
  • 特にない
「猫の脂肪(組)織炎(汎脂肪(組)織炎、黄色脂肪症、イエローファット)」に併発する可能性のある病気

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