猫のヘモバルトネラ症(猫伝染性貧血)
ヘモバルトネラ症(猫伝染性貧血)にかかると、貧血を起こす、元気や食欲がなくなる、歯茎が白くなる、などの症状がみられます。ヘモバルトネラ・フェリスという、赤血球を破壊する病原体の感染が原因となります。
2007年 09月 10日
元気がない・すぐ疲れる
歯ぐきが白くなる
貧血を起こす
息が荒い(呼吸が苦しそう)
熱がある
皮膚や粘膜が黄色い(黄疸)
食欲が落ちる
動くのを嫌がる
猫のヘモバルトネラ症の症状とは?
ヘモバルトネラ症にかかると貧血を起こして、食欲が落ちる、元気がなくなる、歯茎が白くなる、動くのを嫌がる、息が荒くなる、発熱などの症状がみられます。ときには、軽い黄疸や呼吸困難を起こす場合もあります。
猫のヘモバルトネラ症の原因とは?
ヘモバルトネラ症は、ヘモバルトネラ・フェリスという病原体が猫に感染することで発症します。この病原体はリケッチア(細菌とウイルスの中間の大きさの微生物)の一種で、赤血球に寄生し、それを破壊します。猫どうしがケンカしてできた傷や、ノミやダニなどの媒介から感染すると言われていますが、はっきりした原因はわかっていません。
また、猫白血病ウイルス(FeLV)感染症などのウイルス感染症にかかり、免疫力が低下することがきっかけとなって、ヘモバルトネラ症が引き起こされるとも考えられています。
猫のヘモバルトネラ症の治療方法
ヘモバルトネラ症は、一般的に抗生物質を投与して治療します。重度の貧血が起きている場合は輸液をおこないます。しかし、抗生物質の投与で症状が治まっても、病原体を完全に退治することはできません。そのため、保菌者ではあっても症状は出ていない無症状キャリアの状態が続き、老化やほかの病気によって免疫力が低下した際に、再発することがあります。
猫のヘモバルトネラ症を予防するには?
ヘモバルトネラ症は、駆虫薬の定期投与などでノミやダニの対策をすることや、猫どうしのケンカをできるだけ避けることで予防できると考えられています。
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