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	<title>猫の病気事典 &#187; ハ行</title>
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		<title>猫パルボウイルス感染症（猫伝染性腸炎、猫汎白血球減少症、Feline Panleukopenia Virus：FPV）</title>
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		<pubDate>Tue, 27 Dec 2011 07:17:09 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[猫パルボウイルス感染症（猫伝染性腸炎、猫汎白血球減少症：FPV）は、以前は「猫ジステンパー」とも呼ばれ、感染すると激しい下痢や嘔吐を引き起こし、命に関わる危険がある恐ろしい病気でした。近年になってワクチンが開発され、発症 &#8230; <a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/parubo.html">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>猫パルボウイルス感染症（猫伝染性腸炎、猫汎白血球減少症：FPV）は、以前は「猫ジステンパー」とも呼ばれ、感染すると激しい下痢や嘔吐を引き起こし、命に関わる危険がある恐ろしい病気でした。近年になってワクチンが開発され、発症例は減少傾向にあるものの、決して油断できない病気です。<span id="more-157"></span></p>
<h2>【症状】子猫の場合は激しい下痢や嘔吐などの症状が現れる</h2>
<p>猫パルボウイルスに感染すると、数日の潜伏期間を経て症状が現れます。成猫の場合はほとんど無症状ですが、まれに急性腸炎と白血球の減少が見られることがあります。<strong>一方、子猫の場合は、急性腸炎を起こし、食欲不振、元気消失、40～41℃の高熱、持続的な嘔吐と下痢が認められ、その結果、激しい脱水を起こします。</strong>嘔吐した場合、胆汁（黄緑色）を含んだ液状の吐物が見られます。また、下痢は激しく、水様性～粘液性で血が混じることがあります。胎子や新生子のうちに感染した場合は、中枢神経や胸腺が障害を受け、運動失調や震戦（しんせん：ふるえ）などの神経症状が出ることもあれば、新生子のうちに死亡してしまうこともあります。<br />猫パルボウイルス感染症では白血球の減少が生じることがあり、手当てが遅れると、細菌の二次感染による敗血症などを起こし、死亡することがあります。</p>
<h2>【原因】感染猫の尿、便、唾液などからウイルスに感染</h2>
<p>猫パルボウイルス感染症は、猫パルボウイルスに感染することが原因で発症します。<strong>すでにこの病気に感染している猫の排泄物（尿や便、唾液など）中には猫パルボウイルスが含まれているため、感染している猫と触れ合ったり、その排泄物をなめたりすることで感染が起こります。</strong>また、猫パルボウイルスは外界で1年以上も生存できるため、環境中のあらゆる場所に存在する可能性があります。このため、感染猫と直接接触していなくても、感染猫が触れたケージやブラシ、飼い主の衣服などから感染が起こる可能性もあります。</p>
<h2>【治療】各症状への対症療法が中心。多頭飼育の場合は感染拡大の防止策を</h2>
<p><strong>猫パルボウイルスに直接効果がある薬剤はありません。</strong>このため、猫パルボウイルス感染症の治療は、それぞれの症状を抑える対症療法が主体となります。下痢や嘔吐などにより脱水症状を起こしている場合は、輸液療法を行います。また、ほかの感染症にかかるのを防ぐために、抗生物質を投与する場合もあります。さらに、免疫力を高めるためにインターフェロンを使用することもあります。なお、多頭飼育の場合は、感染拡大を防ぐために感染猫を隔離して、感染猫が使用したもの（食器やトイレ、猫用ベッドなど）は塩素系消毒剤などを用いて消毒する必要があります。</p>
<h2>【予防】定期的なワクチン接種が有効</h2>
<p><strong>猫パルボウイルス感染症の予防には、ワクチン接種が有効です。</strong>子猫を飼い始めたら、すぐに動物病院で健康診断を受け、ワクチンを接種する時期や回数について相談するようにしましょう。成猫になってからも、年に1度のワクチン接種を欠かさずに行いましょう。</p>
<div class="pointWrap">
<h4>「猫パルボウイルス感染症（猫伝染性腸炎、猫汎白血球減少症、Feline Panleukopenia Virus：FPV）」のポイント</h4>
<p>猫パルボウイルスは自然界で半年以上、ときには1年ほど生存できる、生命力が強いウイルスです。いつどこで感染するかわからないため、ワクチン接種を心がけましょう。</p>
</div>
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		<title>猫の肥満細胞腫</title>
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		<pubDate>Tue, 27 Dec 2011 02:48:26 +0000</pubDate>
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				<content:encoded><![CDATA[<p>肥満細胞腫は、肥満細胞（体に異物が侵入すると、ヒスタミンやヘパリンなどの物質を放出して、アレルギー反応と局所の炎症反応を引き起こすきっかけを作る細胞）が腫瘍化することで起こる病気です。腫瘍ができる場所によって「皮膚型肥満細胞腫」と「内臓型肥満細胞腫」に分けられます。猫の肥満細胞腫は若齢でも発症することがありますが、多くは中年齢?高年齢の猫に見られます。<span id="more-66"></span></p>
<h2>【症状】「皮膚型」と「内臓型」があり、発症部位によっては悪性度が高め</h2>
<p>「皮膚型肥満細胞腫」は、頭部や首のまわりに好発しますが、ほかの部位に生じることもあります。皮膚にできる肥満細胞腫では、脱毛をともなう小さな硬いしこりが1個だけポツッとできることが多いですが、体のあちこちにできることもあります。<br />「内臓型肥満細胞腫」は、おもに脾臓や肝臓、小腸に発症します。内臓型肥満細胞腫の場合、初期には軽度の嘔吐や下痢が見られます。腫瘍の進行により、嘔吐や下痢がひどくなってくることがあります。また、次第に食欲不振、元気低下、体重の減少といった症状も見られるようになります。そのほか、腹部を触るとしこりが感じられたり、やせているのにお腹が目立つといった様子が見られる場合もあります。脾臓や腸管などにできる肥満細胞腫の多くは悪性度が高く、転移しやすいため、命の危険性があります。</p>
<h2>【原因】品種による素因や、猫免疫不全ウイルス（ＦＩＶ）との関連が疑われる</h2>
<p>肥満細胞腫が発生する原因自体はよくわかっていません。<strong>肥満細胞腫の平均発症年齢は9～10歳齢ですが、特定の品種（シャム）では若齢で皮膚型肥満細胞腫の発生が認められている</strong>ため、品種による素因があるのでは、と考えられています。また、多発性の皮膚型肥満細胞腫では猫免疫不全ウイルス（ＦＩＶ）との関連も疑われています。</p>
<h2>【治療】患部の切除手術後、放射線治療や補助療法を行うことも</h2>
<p>「皮膚型肥満細胞腫」の場合、腫瘍とその周辺部分を手術で切除しますが、腫瘍が大きく完全に切除しきれなかった場合には放射線治療や合成副腎皮質ホルモン剤などの塗布を行います。また、そのほかの補助療法や化学療法が行われることもあります。シャムに好発するタイプの皮膚型肥満細胞腫は自然消滅することもあるため、病理検査の結果によっては経過を観察する場合があります。<br />「内臓型肥満細胞腫」では、患部を外科的に切除します。外科手術後は皮膚型肥満細胞腫と同様、放射線治療や化学療法、補助療法などが行われることがあります。</p>
<h2>【予防】普段から愛猫の体をチェックし、早期発見・早期治療に努める</h2>
<p>肥満細胞腫の予防自体は難しいため、日頃から愛猫の体をなでて、しこりがないかチェックしたり、嘔吐や下痢がなかなか治らない場合には精密検査を受けさせたりと、早期発見・早期治療を心がけるようにしましょう。</p>
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		<title>猫の扁平上皮がん</title>
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		<pubDate>Tue, 27 Dec 2011 02:45:45 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[扁平上皮がん（へんぺいじょうひがん）は、皮膚や目の角膜といった体の表面や、口腔・食道・鼻腔・気管・気管支といった体内への入口にあたる部分の表面を覆っている「扁平上皮」と呼ばれる細胞ががん化したものです。扁平上皮がんは皮膚 &#8230; <a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/henpeijouhigan.html">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>扁平上皮がん（へんぺいじょうひがん）は、皮膚や目の角膜といった体の表面や、口腔・食道・鼻腔・気管・気管支といった体内への入口にあたる部分の表面を覆っている「扁平上皮」と呼ばれる細胞ががん化したものです。扁平上皮がんは皮膚や口腔内での発生が多く見られますが、皮膚の扁平上皮がんの場合は、白猫や部分的に白い被毛を持つ猫で発症しやすい傾向があります。<span id="more-63"></span></p>
<h2>【症状】皮膚や口腔内などに発症。部位によって症状は様々</h2>
<p><strong>皮膚にできる扁平上皮がんは、猫では白い毛の部分や毛の薄い部分にできやすく、とくに顔面の鼻すじや眼瞼、耳介に多く発生します。</strong>扁平上皮がんに侵された皮膚は、皮膚炎のように、脱毛し、厚いかさぶたや潰瘍ができたり、治りにくい擦り傷のように見えたりします。がんが進行してくると、侵された部分が腫れて潰瘍がひどくなり、出血したり膿んだりするほか、がんができている部分（例えば耳介）が脱落してしまったりすることがあります。<br /><strong>扁平上皮がんは、皮膚以外にも発生し、扁平上皮組織がある部位（目、口腔、気管など）のどこにでも生じる可能性があります。</strong>扁平上皮がんは発生した当初、がんができた部位に炎症やただれ、潰瘍、しこりなどを形成し、がんが進行するにしたがって、その部位の機能を障害するようになります。例えば、猫の口腔内腫瘍の大半を占めている扁平上皮がんの症状は次のようになります。<br />口腔内に扁平上皮がんができた場合、舌や歯茎などにしこりができ、その部分がただれたり、潰瘍ができたりし、出血が見られます。このため、血の混じったネバネバとしたよだれをよく流すようになります。また、食べ物や水が飲み込みにくい様子を見せたりするようになり、ときにしこりが大きくなりすぎて口を閉じられなくなることがあります。</p>
<h2>【原因】紫外線や被毛の色、煙草の煙など</h2>
<p>扁平上皮がんは、扁平上皮ががん化することが原因で起こります。皮膚の扁平上皮がんができる要因としては、長期間、日光の紫外線を浴び続けることで、細胞が障害されがん化することが考えられます。とくに白猫や、被毛の一部が白い猫は紫外線による影響を受けやすいため、<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/nikkouhifuen.html">日光皮膚炎</a>を起こしやすく、このため皮膚の扁平上皮がんを発症しやすい傾向にあります。また、<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/nekoeizu.html">猫エイズ</a>（猫免疫不全ウイルス感染症）などによって免疫力が低下している場合も発症しやすくなります。<br />皮膚以外の扁平上皮がんは、どんな色の猫にでも発生しますが、とくに高齢の猫での発症が多いようです。口腔内の扁平上皮がんでは、環境中の煙草の煙など、大気を汚染するような物質が要因と考えられています。</p>
<h2>【治療】がんができた部分をできるだけ広く切除する外科的治療が主体</h2>
<p>扁平上皮がんの治療では、おもに外科的治療が行われます。扁平上皮がんができた部分を中心にその周囲の組織をできるだけ広く切除します。外科的治療の補助療法として、放射線治療や抗がん剤治療などが行われることもあります。</p>
<h2>【予防】室内飼いで紫外線を予防し、日頃から皮膚や口腔内をチェックする</h2>
<p><strong>皮膚にできる扁平上皮がんの予防としては、猫が紫外線にあまり当たらないよう室内飼いをすることが有効です。</strong>しかし、室内飼いの猫でも扁平上皮がんになることがあるので注意が必要です。とくに白い猫や白い被毛部分を持つ猫の場合は、紫外線が強い時期・時間帯に太陽の光を浴びたりしないように気をつけましょう。また、普段から鼻や耳周辺の皮膚をチェックし、皮膚があれていたり、擦り傷のような傷口がなかなか治らなかったりする場合は、動物病院で診察を受け、早期発見・早期治療を心がけましょう。また、<strong>扁平上皮がんは口腔内にもできやすいため、猫の口の手入れをするときに異常がないかどうか、注意するようにしましょう。</strong></p>
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		<title>猫のヘモバルトネラ症（猫伝染性貧血）</title>
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		<pubDate>Tue, 27 Dec 2011 02:42:57 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[ヘモバルトネラ症（猫伝染性貧血）は、ヘモバルトネラ･フェリスという、赤血球表面に寄生する病原体の感染が原因で、貧血を起こす病気です。貧血になると、元気や食欲がなくなる、歯茎が白くなるなどの症状が見られます。 【症状】貧血 &#8230; <a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/hemobaruto.html">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>ヘモバルトネラ症（猫伝染性貧血）は、ヘモバルトネラ･フェリスという、赤血球表面に寄生する病原体の感染が原因で、貧血を起こす病気です。貧血になると、元気や食欲がなくなる、歯茎が白くなるなどの症状が見られます。<span id="more-61"></span></p>
<h2>【症状】貧血を起こし、元気・食欲が低下したりする</h2>
<p>ヘモバルトネラ症になると、おもに貧血を起こします。その程度によって目立った症状が現れないこともあれば、食欲や元気がなくなる、歯茎が白くなる、動くのを嫌がる、息が荒くなる、発熱するなどの症状が見られることもあります。貧血が重度の場合は、黄疸や呼吸困難を起こすことがあります。また、<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/hakketsu.html">猫白血病ウイルス</a>（<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/hakketsu.html">FeLV</a>）や猫免疫不全ウイルス（<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/nekoeizu.html">FIV</a>）など免疫力の低下を招くようなウイルス感染症に感染している場合は、貧血がさらに重度となり、命に関わることもあります。</p>
<h2>【原因】病原体が赤血球に寄生することで貧血になるが、感染経路は不明</h2>
<p>ヘモバルトネラ症は、ヘモバルトネラ･フェリスという病原体が猫に感染することで発症します。この病原体はマイコプラズマの一種で、赤血球の表面に寄生します。その結果として赤血球に異常が生じたり、異物として認識されたりするため、赤血球が破壊され、貧血を生じます。<strong>猫同士のケンカなどによる咬傷や、ノミ・ダニなどの媒介から感染すると言われていますが、はっきりした感染経路はわかっていません。</strong></p>
<h2>【治療】抗生物質を投与。ただし、完全に退治することはできない</h2>
<p><strong>ヘモバルトネラ症では、抗生物質の投与が行われます。症状に応じて点滴や輸血が必要になることもあります。</strong>ヘモバルトネラ症は、治療によって症状を回復させることはできても、病原体を完全に退治することはできないため、猫は生涯保菌者となり、再発する可能性があります。とはいえ、いったん回復すれば、再発せずに生涯を終える猫がほとんどです。</p>
<h2>【予防】ノミやダニの予防・駆除、避妊・去勢手術や室内飼いを行う</h2>
<p>ヘモバルトネラ症には、現在、確実な予防法はありません。ただし、ノミやダニの予防・駆除剤の定期投与などで感染を抑えたり、猫同士のケンカをできるだけ避けるような飼育方法（避妊・去勢手術、室内飼育など）をとることで、予防できると考えられています。</p>
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		<title>猫の皮膚糸状菌症（白癬）</title>
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		<pubDate>Tue, 27 Dec 2011 02:42:28 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[皮膚糸状菌症（白癬）は、皮膚糸状菌という真菌（カビ）に感染することが原因で、皮膚に脱毛やかさぶたなどの症状が引き起こされる病気です。子猫や免疫力が低下している猫は、皮膚糸状菌症を発症しやすい傾向があります。なお、人の「水 &#8230; <a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/hakusen.html">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>皮膚糸状菌症（白癬）は、皮膚糸状菌という真菌（カビ）に感染することが原因で、皮膚に脱毛やかさぶたなどの症状が引き起こされる病気です。子猫や免疫力が低下している猫は、皮膚糸状菌症を発症しやすい傾向があります。なお、人の「水虫」や「たむし」なども皮膚糸状菌の一種が引き起こすことのある病気です。<span id="more-59"></span></p>
<h2>【症状】顔などにほぼ円形の脱毛ができ、フケやかさぶたを生じる</h2>
<p><strong>皮膚糸状菌症になると、顔や耳、四肢などに円形に近い形の脱毛ができ、その周りにフケやかさぶたが見られます。</strong>ときに、分厚いかさぶたをともなう丘疹（ブツブツ）が見られることもあります。かゆみの程度は様々ですが、一般的に少ないようです。</p>
<h2>【原因】感染動物と接触して真菌に感染</h2>
<p><strong>皮膚糸状菌症は、皮膚糸状菌と総称される真菌（カビ）の感染が原因で発症します。</strong>皮膚糸状菌は接触感染するため、すでに感染している犬や猫、人などと接触したり、菌に侵された環境下に行って体に皮膚糸状菌をくっつけてきたりすると感染してしまうことがあります。また、子猫や精神的・身体的なストレスの多い成猫は感染しやすい傾向があります。このため、<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/hakketsu.html">猫白血病ウイルス</a>（<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/hakketsu.html">FeLV</a>）や猫免疫不全ウイルス（<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/nekoeizu.html">FIV</a>）といったレトロウイルスに感染していたり、ほかの病気を患っていたり、栄養不良になっている成猫などでは、皮膚糸状菌症の発症が多く見られます。</p>
<h2>【治療】病変部の毛を刈ってから、抗真菌薬などで治療</h2>
<p><strong>皮膚糸状菌症では、抗真菌薬の内服、あるいは、抗真菌薬の入ったローションや軟膏などの塗布を行います。</strong>また、抗真菌薬の入ったシャンプーで薬浴を行うこともあります。治療を行う前には、皮膚糸状菌に侵された病変部とその周囲の毛を刈って、薬剤が塗りやすいように、また、感染が拡大しないようにする必要があり、場合によっては全身の毛を刈らなければならないこともあります。また、環境からの再感染が起きないよう、猫が使用しているものは洗濯したり消毒したりし、かつ、屋内の床や壁などもできるだけ清掃するように心がける必要もあります。同時に、皮膚糸状菌症を誘発するようなほかの病気がある場合には、その病気の治療も行います。</p>
<h2>【予防】感染動物との接触を避け、健康管理と衛生管理を行う</h2>
<p><strong>皮膚糸状菌症の予防には、すでに感染しているほかの動物との接触を避けることが第一です。</strong>室内飼いに徹すれば、ほかの動物からの感染を防ぐことはできます。このほか、猫の健康状態を良好に保つこと、ストレスが少ないように猫にとって住みやすい生活環境を用意するといったことも予防につながります。また、日頃から猫の体に脱毛やフケ、かさぶたがないかチェックすると同時に、室内の掃除をこまめにして、清潔を保つように心がけましょう。<br />ちなみに、飼い主から猫に感染することもあるので、飼い主が水虫になっている場合は、患部を猫に触らせないよう注意しましょう。</p>
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		<title>猫の白内障</title>
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		<pubDate>Tue, 27 Dec 2011 02:41:42 +0000</pubDate>
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				<content:encoded><![CDATA[<p>白内障とは、目のレンズの役割をしている水晶体が白く濁る病気です。このため、猫の視力（動物では視力を測れないため、正確には視覚といいます）は次第に低下します。犬に比べてまれですが、猫同士のケンカや事故などで目に深い傷を負うことで、猫も白内障を起こすことがあります。<span id="more-56"></span></p>
<h2>【症状】目の奥が白っぽくなり、ぶつかったり、つまずいたり、動作がぎこちなくなる</h2>
<p>白内障になった目は、正面から見ると目の奥が白っぽく見えます。これは目のレンズの役割をもつ水晶体が白濁しているからです。<strong>両目とも白内障になってしまった場合、目がよく見えなくなるため、猫の行動範囲が狭まり、猫は壁伝いに歩いたりするようになります。</strong>また、驚いたり興奮したりして、ふいに走り出した際に、家具などにぶつかったり、つまずいたりといったことが起こってきます。目が見えにくく、光をまぶしく感じたりすることから、暗い片隅にこじんまりと座っていることが多くなったりもします。一般的に、飼い主は水晶体の半分以上が濁った段階で、初めて猫の目が白くなっていることに気づきます。このため、白内障がかなり進行するまで、白内障にともなう行動の変化は見過ごされがちです。<br />片目だけが白内障になっている場合、上記のような視力低下にともなう行動の変化はあまり認められません。片目だけの白内障の多くは外傷によるもので、白内障になる前に、目が赤い、涙や目やにが出る、目の中にもやもやと霞のようなものがある、といった他の眼症状や、発熱、嘔吐、食欲不振といった全身症状が認められます。</p>
<h2>【原因】先天的または外傷などの後天的な原因で起こる</h2>
<p><strong>猫の白内障は犬や人に比べてまれな病気ですが、先天的や後天的に起こることがあります。先天性白内障は、ペルシャ、バーマン、ヒマラヤンで報告されています。</strong>後天性の白内障は、何らかの外傷や他の眼科疾患、<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/tounyou.html">糖尿病</a>などの代謝性疾患、子猫時代の栄養不良などが原因となって起こります。外傷による白内障は、通常、片側の目だけに起こることが多く、猫同士のケンカやトゲなどの異物が目に深く突き刺さって、直接水晶体に傷がついてしまった場合（穿孔性外傷：せんこうせいがいしょう）や、事故などによって水晶体が元の位置からずれてしまった場合（水晶体<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/dakkyuu.html">脱臼</a>）に見られます。白内障の原因となる他の眼科疾患としては、<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/ryokunai.html">緑内障</a>やブドウ膜炎（眼内炎）、<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/moumakuishuku.html">網膜変性症</a>などがあります。<br />また、近年では栄養学の発展によりあまり見られなくなっていますが、子猫時代に栄養不良があった場合は両方の目に白内障が起こることがあります。</p>
<h2>【治療】初期は点眼薬などの内科的治療。進行していれば手術の必要性も</h2>
<p><strong>白内障が初期の段階では、白内障の進行を遅らせる点眼薬や内服薬といった内科的治療が中心となります。また、白内障の原因となった病気があれば、その治療を行います。</strong>すでにかなり進行し、日常生活に不自由しているような白内障では、白濁した水晶体を摘出する外科手術を行います。この手術の後は、しばらくの間、エリザベスカラーを装着するなどして目を保護するとともに、術後の炎症や感染を防ぐために、頻回の点眼治療が必要となります。<br />すでに網膜の機能がない、目の中の炎症が激しいなど、目の状態によっては手術が適切ではない場合があります。このため、手術前に、視力が戻るかどうか、手術適応の状態かどうかなどを十分に検査することが重要となってきます。</p>
<h2>【予防】先天性は予防できないが、後天性は室内飼育に徹し、ケンカによる外傷などの防止に努める</h2>
<p>先天性白内障を予防することはできませんが、同じ病気で苦しむ子猫が増えないように、<strong>先天性の白内障にかかった猫を繁殖させないことが推奨されます。</strong>他方、外傷による白内障のうち、<strong>特にケンカによるものは、室内で飼育したり、多頭飼育をするときに相性の良い猫を選ぶようにすることが予防となります。</strong>また、白内障は他の眼科疾患や病気から起こることもあるため、猫の瞳や普段の様子をよく観察し、いつもと違う様子が見られたら、動物病院で診てもらうようにしましょう。</p>
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		<title>猫の肺炎</title>
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		<pubDate>Tue, 27 Dec 2011 02:40:42 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[肺炎は、ウイルスや細菌による感染症をはじめ、様々な要因が引き金となって発症します。肺炎を起こした原因によっては進行が速く、呼吸困難などの重篤な症状を起こす場合があるため、一刻も早い治療が必要です。 【症状】呼吸が浅く速く &#8230; <a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/haien.html">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>肺炎は、ウイルスや細菌による感染症をはじめ、様々な要因が引き金となって発症します。肺炎を起こした原因によっては進行が速く、呼吸困難などの重篤な症状を起こす場合があるため、一刻も早い治療が必要です。<span id="more-52"></span></p>
<h2>【症状】呼吸が浅く速くなる、発熱、食欲や元気の低下など</h2>
<p>肺炎は、肺に何らかの原因で炎症が起こった状態のことです。発症すると、呼吸が浅く速くなる、熱が出る、食欲が落ちる、元気がなくなる、咳をする、鼻水を出す、といった症状が見られます。<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/bien.html">鼻炎</a>や<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/kikanshien.html">気管支炎</a>などの呼吸器系の病気と症状はほぼ同じですが、<strong>ときに高熱を出したり、呼吸困難を起こし、立ったり動くことができなくなったりするなど、症状が重い傾向にあります。</strong>肺炎は、<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/kikanshien.html">気管支炎</a>から併発することが多く、胸膜炎をともなう場合もあります。</p>
<h2>【原因】ウイルス感染による気道疾患に、細菌や真菌が二次感染して起こる</h2>
<p><strong>肺炎は、多くはヘルペスウイルスによる猫ウイルス性鼻気管炎、カリシウイルスによる<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/nekokaze.html">猫カリシウイルス</a>感染症などのウイルス感染による気道疾患に、クラミジアなどの細菌や真菌の二次感染が起こることで発症します。</strong>また、冬の寒い季節は空気が乾燥しており、気道粘膜の働きが弱まることでウイルスや細菌に感染しやすくなり、症状を悪化させる原因となります。そのほかに、吐いたものや飲食物を誤って気道内へ吸い込んだり（誤嚥：ごえん）、ほこりや刺激性のガス、薬品などの吸入、さらにアレルギーや肺腫瘍などによっても肺炎を発症することがあります。</p>
<h2>【治療】抗生物質や抗真菌薬を投与。症状に応じて吸入療法なども実施</h2>
<p>肺炎の治療は、抗生物質や抗真菌薬などを原因に合わせて投与します。このほか、薬剤を霧状にして吸い込ませる吸入療法や酸素吸入、点滴治療など、症状に応じて行っていきます。肺炎は、原因によっては進行が速く、命に関わるような重篤な症状を起こす場合があるため、緊急治療が必要になることがあります。</p>
<h2>【予防】ワクチン接種でウイルス感染症を予防</h2>
<p>猫ウイルス性鼻気管炎や<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/nekokaze.html">猫カリシウイルス</a>感染症など、肺炎の要因となるウイルス感染症はワクチン接種で予防することが可能です。</p>
<div class="pointWrap">
<h4>「猫の肺炎」のポイント</h4>
<p>肺炎は原因によっては進行が速く、重篤な症状を引き起こすことがありますので、上記の症状が見られる場合には、早めに動物病院で診察を受けるようにしましょう。</p>
</div>
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		<title>猫の副鼻腔炎</title>
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		<pubDate>Tue, 27 Dec 2011 02:28:36 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[副鼻腔炎は、副鼻腔（鼻の奥の空洞部分）に炎症が起こり、鼻汁やくしゃみといった症状が現れる病気です。鼻炎に併発することが多く、重度の鼻炎症状に加え、鼻すじから額にかけての部分が腫れて熱を持ったり、膿性の鼻汁がたまって蓄膿症 &#8230; <a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/fukubikuuen.html">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>副鼻腔炎は、副鼻腔（鼻の奥の空洞部分）に炎症が起こり、鼻汁やくしゃみといった症状が現れる病気です。<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/bien.html">鼻炎</a>に併発することが多く、重度の<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/bien.html">鼻炎</a>症状に加え、鼻すじから額にかけての部分が腫れて熱を持ったり、膿性の鼻汁がたまって蓄膿症を起こすことがあります。<span id="more-42"></span></p>
<h2>【症状】鼻汁やくしゃみが出たり、口をあけて呼吸する</h2>
<p><strong>副鼻腔炎になると、<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/bien.html">鼻炎</a>症状がさらに悪化し、粘り気のある膿の混じった鼻汁やひどいくしゃみが見られ、この鼻汁には血が混じることもあります。</strong>また、鼻が詰まるために呼吸が荒くなり、口をあけて呼吸するようになるほか、炎症がひどくなると鼻梁（びりょう：鼻すじ）から額のあたりが腫れて熱を持ち、痛くて触れられるのを嫌がるようになることもあります。さらに炎症が進むと、膿が副鼻腔内にたまって蓄膿症になることもあります。鼻が詰まるとにおいがわからなくなるため、食欲が低下して元気もなくなってしまいます。</p>
<h2>【原因】慢性的な<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/bien.html">鼻炎</a>が副鼻腔まで広がって発症する</h2>
<p><strong>副鼻腔炎は、<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/bien.html">鼻炎</a>による炎症が副鼻腔まで広がったときに発症します。</strong><a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/bien.html">鼻炎</a>と同じく、細菌やウイルスなどの感染が原因となります。</p>
<h2>【治療】内科療法が一般的。外科的に副鼻腔内を洗浄することもある</h2>
<p><strong>副鼻腔炎の治療は、一般的に抗生物質などを投与する内科療法を行います。</strong>場合によっては外科的に副鼻腔にチューブを入れて、そこから副鼻腔内を洗浄する場合もあります。</p>
<h2>【予防】まずは<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/bien.html">鼻炎</a>の予防を徹底することが大事</h2>
<p>副鼻腔炎を予防するには、まずは<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/bien.html">鼻炎</a>を予防することが大切です。<strong><a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/bien.html">鼻炎</a>の原因となるウイルス感染を防ぐために、定期的にワクチン接種を行うように心がけましょう。</strong>また、副鼻腔炎は<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/bien.html">鼻炎</a>から併発するため、<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/bien.html">鼻炎</a>の症状があれば、早期に治療を受けさせるようにしましょう。</p>
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		<item>
		<title>猫のフィラリア症（犬糸状虫症）</title>
		<link>http://www.petwell.jp/disease/cat/firaria.html</link>
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		<pubDate>Tue, 27 Dec 2011 02:28:15 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[フィラリア症（犬糸状虫症）は、犬糸状虫（フィラリア）と呼ばれる寄生虫が心臓（おもに肺動脈）に寄生して起こる病気です。名前からすると犬の病気というイメージがありますが、この寄生虫は猫にも寄生することがあります。猫がフィラリ &#8230; <a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/firaria.html">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>フィラリア症（犬糸状虫症）は、犬糸状虫（フィラリア）と呼ばれる寄生虫が心臓（おもに肺動脈）に寄生して起こる病気です。名前からすると犬の病気というイメージがありますが、この寄生虫は猫にも寄生することがあります。猫がフィラリアに寄生されてもほとんど症状が見られないこともありますが、<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/zensoku.html">喘息</a>のような咳や呼吸困難、嘔吐といった症状が見られたり、さらには突然死することもあります。猫では犬に比べてフィラリア症の診断が難しいため、何より予防が大切です。<span id="more-40"></span></p>
<h2>【症状】はじめは呼吸器症状や嘔吐、下痢などが見られる</h2>
<p>フィラリア症の症状は、フィラリアの肺動脈到達時期（体内に侵入したフィラリアが肺動脈に達する時期）と死滅時期（フィラリアの成虫が死滅する時期）とで異なります。<br />フィラリアの肺動脈到達時期（感染してから３～４ヵ月後）のおもな症状としては、<strong>咳や呼吸困難など「HARD（Heartworm Associated Respiratory Disease＝犬糸状虫随伴呼吸器疾患）」と呼ばれる慢性の呼吸器症状が現れるほか、吐いたり下痢したりすることもあります。</strong>慢性化してくると咳のほかに、食欲低下や嗜眠（眠っていることが多くなる）、体重の減少といった症状が現れる猫もいますが、目立った症状の見られない猫もいます。<br />一方で、フィラリアの死滅時期では、死滅したフィラリア虫体が肺動脈に詰まったり、虫体によってアナフィラキシーショックを起こしたりすることがあり、突然の呼吸困難や虚脱により死に至る場合があります。</p>
<h2>【原因】フィラリアが蚊を媒介に猫に感染、おもに肺動脈に寄生する</h2>
<p><strong>フィラリア症は、フィラリア（犬糸状虫）という内部寄生虫の感染が原因で発症します。</strong>フィラリアは蚊を媒介に宿主（おもに犬）の体内に侵入し、皮下組織などで発育。心臓や肺動脈に移行して成虫になります。フィラリアの成虫は、本来の寄生場所ではない中枢神経系などにも寄生し、神経症状を起こすこともあります。</p>
<h3>フィラリアが猫に感染するまで</h3>
<ol>
	<li>フィラリアに感染した犬の体内で、フィラリアの成虫が幼虫（ミクロフィラリア）を産み、幼虫（ミクロフィラリア）が犬の血管内を浮遊するようになる※</li>
	<li>蚊がフィラリアに感染した犬を吸血すると、犬の血管内にいた幼虫（ミクロフィラリア）が蚊の体内に侵入する</li>
	<li>幼虫（ミクロフィラリア）は蚊の体内で成長し、（温暖な季節であれば）10日～２週間程度で感染能力を持った感染幼虫となる</li>
	<li>フィラリアの感染幼虫を体内に持っている蚊が猫を吸血した際に、感染幼虫が猫の体内に入り、感染が成立する</li>
</ol>
<p>※幼虫（ミクロフィラリア）は５段階の発育時期を経て成虫となります。成虫になるには、媒介者となる蚊の体内で脱皮・成長して、ミクロフィラリアから感染幼虫となる必要があります。</p>
<h2>【メカニズム】フィラリアへの激しいアレルギー反応が突然死をまねく</h2>
<p>フィラリアの肺動脈到達時期の症状は、肺動脈に寄生するフィラリア虫体やその分泌物によって血管や肺動脈に炎症が起こることで生じます。<br />一方、フィラリアの死滅時期における突然死などの重い症状は、肺動脈で死滅したフィラリアの虫体に対して、猫の体が急激なアレルギー反応（アナフィラキシーショック）を示したり、死滅した虫体が肺動脈に詰まって急性の呼吸困難が引き起こされたりすることで発生します。<strong>アナフィラキシー反応の症状はたった１匹のフィラリアに対しても発生する可能性があります。</strong></p>
<h2>【治療】薬剤などでの成虫駆虫や、炎症や咳を抑える対症療法</h2>
<p><strong>フィラリアの治療には、症状に対する治療とフィラリア成虫を駆虫する治療があります。</strong>フィラリア自体を駆虫する方法としては、成虫駆虫薬の投与ないし外科的治療法があります。成虫駆虫薬の投与は、フィラリア寄生数や猫の状態によってはアナフィラキシーショックなどの合併症が出る可能性があり、猫ではあまり行われません。外科的治療法は大静脈症候群に陥った場合に適応されます。<br />このように、猫の場合ではフィラリア成虫を駆除することは難しいため、成虫駆除よりは、フィラリア寄生による炎症や咳を抑えるため、ステロイド剤や気管支拡張剤の投与といった対症療法が中心に行われます。症状が重いものでは入院治療が必要となります。</p>
<h2>【予防】室外・室内飼いに関わらず、月に１回、予防薬を定期的に投与する</h2>
<p>フィラリアを予防するには、<strong>幼虫に駆除効果のあるフィラリア予防薬を、毎月、定期的に投与します。</strong>フィラリア感染が見られる地域では、蚊の活動が始まる春～初夏から、蚊が見られなくなる時期の１カ月後までフィラリア予防薬の投与を続けます。ただし、蚊の活動期間および投薬期間は地域によって異なります。かかりつけの動物病院の指示に従うようにしましょう。室内飼いの徹底も有効な予防法になりますが、蚊に刺される可能性がないとは言い切れません。室内飼いの場合でも予防薬を定期的に投与することが望ましいといえます。</p>
<div class="pointWrap">
<h4>「猫のフィラリア症（犬糸状虫症）」のポイント</h4>
<p>猫の場合、寄生するフィラリアの数が非常に少ないため、検査では偽陰性（本当は陽性であるのに病気が発見されないこと）となるケースが多くあります。診断が難しく、予防が何より大切といえます。</p>
</div>
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		<title>猫の膀胱炎</title>
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		<pubDate>Tue, 27 Dec 2011 02:25:25 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[膀胱炎は、膀胱に炎症が起こる病気で、細菌や真菌などの感染や尿結晶などで膀胱粘膜が傷ついたりして起こります。ただし、猫の尿は、基本的には濃度が高いため、膀胱内で細菌が繁殖しづらいことから、犬や人間に比べて、細菌性膀胱炎の発 &#8230; <a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/boukouen.html">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>膀胱炎は、膀胱に炎症が起こる病気で、細菌や真菌などの感染や尿結晶などで膀胱粘膜が傷ついたりして起こります。ただし、猫の尿は、基本的には濃度が高いため、膀胱内で細菌が繁殖しづらいことから、犬や人間に比べて、細菌性膀胱炎の発症はあまり多くありません。<span id="more-27"></span></p>
<h2>【症状】トイレに行く回数が増える、尿が出づらい、血尿など</h2>
<p>膀胱炎になると、トイレに行く回数が多くなる、排尿姿勢をとるけれどなかなかおしっこをしない、うめいたり、いきんだりしながら排尿しようとする、トイレ以外の場所でおしっこをする、1回のおしっこの量が少ない、血尿といった症状が見られます。症状がひどくなると、腰やお腹のあたりを触ると痛がるといった症状が見られます。</p>
<h2>【原因】細菌・真菌の感染や尿結晶のほか、原因不明の膀胱炎もある</h2>
<p>膀胱炎は、膀胱内に侵入したブドウ球菌や大腸菌などの細菌、あるいは真菌が増殖して炎症が起こったり、ごくまれですが寄生虫（膀胱毛細線虫）が原因で起こることもあります。また、膀胱内の尿結晶や尿結石によって膀胱粘膜が傷つけられ、膀胱炎になる場合もあります。このほか、感染や尿結晶がないにもかかわらず起こる間質性膀胱炎（特発性膀胱炎）もあります。これは比較的若い猫に見られる、自然治癒と再発を繰り返す膀胱炎ですが、その原因はまだわかっていません。</p>
<h2>【治療】原因に合わせて抗生物質の投与などを行う</h2>
<p>膀胱炎の治療は原因によって異なります。細菌や真菌など感染が原因の場合は、抗生物質や抗真菌剤を投与します。尿結晶や尿結石が原因の場合は、外科手術で除去したり、排泄を促すため膀胱洗浄を行ったりすることがありますが、種類によっては内科的治療で溶かすことが可能です。</p>
<h2>【予防】水を飲ませる工夫を行い、トイレ環境を快適にしてあげる</h2>
<p><strong>予防の基本は、猫の飲水量を増やすことです。</strong>家のあちこちにお水入れを置いたり、器の種類や大きさを変えたりといった工夫をしてみましょう。また、トイレを常に清潔にし、トイレ砂やトイレの容器、設置場所を猫が好むようにしてあげましょう。栄養バランスのとれた良質のフードを与えることも予防になります。もちろん、膀胱炎の早期発見・早期治療も大切です。トイレに行く回数や尿の量に変化が見られる場合は、早めに動物病院で診察を受けましょう。</p>
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