猫の病気事典

猫パルボウイルス感染症(猫伝染性腸炎、猫汎白血球減少症:FPV)

猫パルボウイルス感染症(猫伝染性腸炎、猫汎白血球減少症:FPV)は、以前は「猫ジステンパー」とも呼ばれ、感染すると激しい下痢や嘔吐を引き起こし、命に関わる危険がある恐ろしい病気でした。近年になってワクチンが開発され、発症例は減少傾向にあるものの、決して油断できない病気です。

2007年 08月 27日

主な症状 脱水を起こす 元気がない・すぐ疲れる 下痢をする 吐く 血便が出る 熱がある

猫パルボウイルス感染症の症状とは?

猫パルボウイルスに感染すると、数日の潜伏期間の後、脱水症状を起こします。さらに、激しい嘔吐や下痢、血便、発熱などの症状が現れ、急速に体力が失われて元気がなくなります。また、脱水症状がよりひどくなると、命に関わる場合があります。

猫パルボウイルス感染症の原因

猫パルボウイルス感染症は、すでにこの病気に感染している猫の尿や便、唾液などに接触することで感染します。

猫パルボウイルス感染症の治療方法

猫パルボウイルスを直接退治することはできません。そのため、それぞれの症状を抑える対象療法をおこなって猫自身の免疫力を高め、ウイルスに勝つことを助けます。下痢や脱水症状を起こしている場合は、点滴で水分や電解質を補います。また、ほかの感染症にかかるのを防ぐために、抗生物質を投与する場合もあります。さらに、免疫力を高めるためにインターフェロンを使用することもあります。

猫パルボウイルス感染症を予防するには?

猫パルボウイルス感染症の予防には、ワクチン接種が有効です。子猫を飼い始めたら、すぐに動物病院で健康診断を受け、ワクチンを接種する時期や回数について相談するようにしましょう。成猫になってからも、年に1度のワクチン接種を欠かさずにおこないましょう。

「猫パルボウイルス感染症(猫伝染性腸炎、猫汎白血球減少症:FPV)」のポイント

猫パルボウイルスは自然界で半年以上、時には一年ぐらい生存できるほど、生命力が強いウイルスです。いつどこで感染するかわからないため、人も猫も、他の猫やその排泄物に接触しないように心がけましょう。

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