ねこのこうもんのうえん

猫の肛門嚢炎

早めに病院へ

疑われる症状が見られる場合は、早めに病院へ連れて行きましょう

  • RSSRSS
 

肛門嚢炎は、肛門嚢という袋状の器官に炎症が起こった状態をいいます。肛門嚢は肛門の近くにあり、においのある分泌物をつくっています。犬に比べて猫ではまれな病気です。肛門嚢に細菌感染が起こって内部に膿汁がたまる肛門嚢膿瘍になると、肛門嚢が破裂してしまうことがあります。

【症状】お尻を気にするしぐさが見られる

肛門嚢炎になると、しきりに肛門をなめたり、お尻を床にこすりつけたりと、猫はお尻を気にするようなしぐさを見せます。また、炎症が広がって痛みが生じると、お尻まわりを飼い主に触られるのを嫌がるようになります。炎症がひどいときには発熱や元気・食欲の低下が見られることもあります。また、痛みによって排便を嫌がり、便秘になることもあります。肛門嚢の開口部(分泌口)から細菌が入って肛門嚢に感染が起こると、肛門嚢内に膿がたまる肛門嚢膿瘍になる恐れがあり、発見が遅れると、肛門の近辺に穴が開いて膿が出てきたりすることがあります。

【原因】肛門嚢の開口部が詰まって炎症が起こる

肛門嚢炎とは、肛門嚢の開口部が詰まったり、細菌感染を起こすなどして肛門嚢内に炎症が起こる病気です。老化などで括約筋の収縮力が低下してくると、肛門嚢を自分で絞る力が弱まって内部に分泌物がたまりやすくなり、たまった分泌物によって肛門嚢の開口部が詰まり、炎症が起こってくることがあります。また、下痢や軟便などで肛門周囲が汚れると、肛門嚢への細菌感染が起こりやすくなります。

【治療】抗炎症剤や抗生剤を使用したり、肛門嚢絞りを行う

炎症や感染を抑えるため、抗炎症剤、抗生剤の塗布や内服を行います。また、肛門嚢を絞ったり、肛門嚢内部にカテーテルを入れて洗浄したりして、分泌物を排出させ、内部を消毒します。

【予防】自宅で定期的に肛門嚢絞りを

肛門嚢炎は、肛門嚢を絞って分泌物を排出させることを覚えれば、家でも予防することができます。月に1、2回肛門に脱脂綿をあて、軽く絞るといいでしょう。なお、これらは肛門嚢炎になったことがなければ、行う必要はありません。

「猫の肛門嚢炎」のポイント

以前、肛門嚢炎を起こしたことのある猫の場合は、定期的に分泌物を排出させましょう。

この病気のデータ 命に関わる恐れ
  • 低い

命に関わる恐れは低いですが、注意が必要です

主な症状 かかりやすい猫種
  • 特にない
かかりやすい年代
  • 特にない
かかりやすい性別
  • 特にない
予防の手段
  • 適切な飼育・管理
人への感染
  • 感染しない
かかりやすい体の特徴
  • 特にない
「猫の肛門嚢炎」に併発する可能性のある病気

データはございません

「猫の肛門嚢炎」と同じ症状がある病気
こちらもご覧下さい。(関連記事)
 
この記事についてコメント

以下のソーシャルメディアよりログインできるようになっています。

よく見られている病気
この時期に気をつけたい病気

▼ 広告 ▼

▲ 広告 ▲

Petwellとつながる
編集部からのお知らせ
Follow us
RSS
このページのトップへ