いぬのこうないえん

犬の口内炎

早めに病院へ

疑われる症状が見られる場合は、早めに病院へ連れて行きましょう

  • RSSRSS
 

口内炎とは、口腔内の粘膜を含めた軟部組織に炎症が起こっている状態をいいます。口内炎は口腔内の外傷だけでなく、ウイルスや細菌、真菌といった微生物の感染によっても生じるほか、全身性の病気の1症状として見られることもあります。

【症状】口の中に赤い発疹、強い口臭、口をクチャクチャさせるなど

口内炎を起こすと、口の中に赤い発疹(ブツブツ)や水疱、潰瘍などができて、口臭が以前より強くなる、何も食べていないのに口をクチャクチャさせている、といった症状が認められます。口臭はきつく、犬がなめたところに強い臭いがついてしまうこともあります。血の混じったよだれをたらすことがあり、おもちゃに血がついたりすることもあります。また、口の中を見てみると、赤く腫れたり、ただれたりしている部分が分かります。
口内炎による痛みや違和感が強い場合には、食欲が低下し、体重が次第に落ちてしまうこともあります。全身性の感染や自己免疫性疾患によるものでは、発熱も認められることがあります。

【原因】異物による外傷やウイルス・細菌などの感染、歯周病など原因はさまざま

口内炎の原因はさまざまです。電気コードを噛んだことによる感電や、とがった異物による外傷で口腔粘膜を傷つけて口内炎が起こることもあれば、ジステンパーウイルス、レプトスピラなどの細菌、カンジダという真菌など病原性微生物の感染でも起こることがあります。特に、栄養不良などで体力が著しく低下しているときや重度の歯周病を併発しているときには、感染による口内炎が生じやすくなります。また、糖尿病腎不全クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)、全身性紅斑性狼瘡、天疱瘡などの自己免疫性疾患といった全身性疾患の1症状として口内炎が認められることもあります。

【治療】原因となっている病気への対症療法。歯科疾患があればその治療を行う

原因となっている病気があれば、その病気に対する治療を行います。同時に、感染を抑えるために抗生剤の投与や、炎症症状を緩和するために抗炎症剤の投与が行われます。
なお、口内炎では口の中を清潔に保つ必要があります。このため、歯周病を含めた歯科疾患があれば、その疾患を治療し、場合によっては口内炎の症状を軽減する目的で抜歯が行われることもあります。また、ラクトフェリンなどの栄養補助食品が口腔内の免疫力増強のために用いられることもあります。

【予防】歯みがきなどで口腔内を清潔に保つ

口内炎の予防は、口腔内を清潔に保つことが第一です。歯周病などがあれば、その治療を行うのはもちろん、普段からしっかり歯磨きをしてあげましょう。口内炎は全身性疾患から起こることもあります。このような病気の早期発見・早期治療ができるように、定期的な健康診断を受けることも大切です。

「犬の口内炎」のポイント

口の中にびらん(ただれ)や潰瘍をともなうしこりが見られたり、口の中からじわじわと出血が見られたりする場合には、悪性黒色腫メラノーマ)や扁平上皮がん、線維肉腫などの口腔内腫瘍の可能性があります。これらの腫瘍は中年齢から高年齢、特に10歳前後の犬に多く見られるため、上記のようなしこりや出血に気づいたときは、早めに動物病院で診てもらうようにしましょう。

この病気のデータ 命に関わる恐れ
  • 低い

命に関わる恐れは低いですが、注意が必要です

主な症状 かかりやすい犬種
    かかりやすい年代
    • 特にない
    かかりやすい性別
    • 特にない
    予防の手段
    • 特にない
    人への感染
    • 感染しない
    かかりやすい体の特徴
    • 特にない
    「犬の口内炎」に併発する可能性のある病気

    データはございません

    「犬の口内炎」と同じ症状がある病気
    こちらもご覧下さい。(関連記事)
     
    この記事についてコメント

    以下のソーシャルメディアよりログインできるようになっています。

    よく見られている病気
    この時期に気をつけたい病気

    ▼ 広告 ▼

    ▲ 広告 ▲

    Petwellとつながる
    編集部からのお知らせ
    Follow us
    RSS
    このページのトップへ