Petwell 猫の病気事典
ねこのじょうちゅうしょう

猫の条虫症

条虫症は、いくつもの体節(片節)からなる条虫(サナダムシ)が猫の体内に寄生し、下痢や嘔吐などの症状を引き起こすことのある病気です。日本では10種類以上の条虫が猫に寄生します。

主な症状 お尻をかゆがる(床にこすりつける) 下痢をする 元気がない・疲れやすい 吐く(嘔吐) 食欲がない 
命の危険 【低い】 命に関わる恐れは低いですが、注意が必要です

【症状】食欲低下、下痢、嘔吐、腹痛など。少数の寄生ではほぼ無症状

条虫に寄生されると、食欲がなくなり、下痢や嘔吐、腹痛などの症状が見られ、元気がなくなってくることがあります。しかし、条虫が少数寄生しているだけではほとんど症状が現れないことが多く、条虫が寄生していることに気づかないこともあります。条虫の白い片節や虫体の端が肛門から出てくることがあり、このとき猫はお尻をかゆがります。また、フン便に混ざって片節が排泄されることもあります。

【原因】中間宿主であるノミやネズミなどを口にして感染

条虫症の原因となるおもな条虫は、瓜実条虫、猫条虫、マンソン裂頭条虫です。瓜実条虫はノミを介して猫に感染します。猫条虫はおもにネズミを介して、マンソン裂頭条虫はカエルやヘビなどを介して猫に感染します。どの条虫も、ノミやネズミ、カエルやヘビなどを中間宿主(寄生虫が終宿主に寄生する前に寄生する宿主)とし、これらを口に入れたり、捕食したりする猫を終宿主(寄生虫が成虫まで成長して虫卵を産むのに適した宿主)としています。終宿主である猫の便中には条虫の卵や片節が排泄され、その卵が様々な寄生虫や小動物を媒介して猫に感染します。

【治療】駆虫薬を投与し、症状に合わせた治療を適宜行う

条虫症の治療は、駆虫薬を与え、嘔吐や下痢などの症状がある場合にはその症状を抑える治療を行います。瓜実条虫が原因の場合は、駆虫薬と同時にノミの駆除も行います。

【予防】ノミの予防・駆除や、室内飼いを徹底する

条虫症の予防は、猫に条虫の中間宿主となるネズミやカエルなどの動物を捕食させないことです。室内飼いに徹することも良いでしょう。また、瓜実条虫はノミから猫に感染するため、ノミの予防・駆除が大切になります。

「猫の条虫症」のポイント

猫に瓜実条虫が見つかった場合は、過去数カ月以内にノミに寄生されていた可能性が高いです。このような猫は定期的なノミ予防を行うことで、瓜実条虫に再感染されないようにしましょう。

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