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	<title>猫の病気事典 &#187; 中齢期</title>
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		<title>猫の乳腺炎（乳腺症）</title>
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		<pubDate>Tue, 27 Dec 2011 07:12:32 +0000</pubDate>
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				<content:encoded><![CDATA[<p>乳腺炎（乳腺症）は、乳腺（乳汁を分泌する腺）に何らかの原因で炎症が生じて、乳腺が張って硬くなり、熱をもつ病気です。おもに出産後、授乳中の母猫に見られますが、授乳をしなくなった後にも発症することがあります。<span id="more-151"></span></p>
<h2>【症状】乳腺が熱をもち、触られるのを嫌がる</h2>
<p>乳汁を十分に排出できずに乳腺が詰まり、<strong>炎症を起こした乳腺炎（うっ滞性乳腺炎）の場合、乳房が張って硬くなり、その部分が熱をもつようになります。また、痛みがあるため、炎症を起こしている乳房に触れられることを嫌がります。</strong>これを放っておいたり、猫の体力が弱ったりしているときに、乳腺に細菌が侵入して化膿することがあります（化膿性乳腺炎）。乳腺が化膿すると、その乳房から膿や血の混じったような分泌物が出るようになります。症状が重くなってくると、発熱が見られ、元気を失い、食欲が落ちてしまうことがあります。</p>
<h2>【原因】乳腺内に母乳が過度に残ったり、授乳時の傷口からの細菌感染が原因に</h2>
<p><strong>うっ滞性の乳腺炎は、乳腺内に母乳が過度に残ってしまうことで起こります。</strong>母乳が残る原因としては、授乳中の子猫が離乳されたり、母猫の手元から離されてしまったりして急に母乳が飲まれなくなることや、母猫自体の乳汁分泌量が多いことが挙げられます。一方、<strong>化膿性の乳腺炎は、乳腺に細菌が感染することで起こります。</strong>子猫が爪で乳房を傷つけてしまい、その傷口から細菌が感染するケースや、乳腺の開口部から細菌が感染するケースなどがあります。特に、授乳中は乳腺開口部が普段より開いているために、感染しやすくなっています。また、うっ滞性乳腺炎を起こしているところに細菌が感染し、化膿性乳腺炎となる場合もあります。</p>
<h2>【治療】乳汁のうっ滞を取り除くための搾乳や抗生物質の投与を</h2>
<p>細菌感染がともなわない<strong>うっ滞性乳腺炎の場合は、乳汁のうっ滞を取り除くために、罹患した乳房をマッサージし搾乳します。</strong>また、乳汁がうっ滞している状態では細菌感染を起こしやすいことから、抗生物質を予防的に投与することもあります。一方、<strong>化膿性の乳腺炎であれば抗生物質によって感染を抑えます。</strong>発熱や食欲の低下などから、脱水といった症状がある場合は、点滴など症状に応じた治療を行うこともあります。同時に日に数回、温シップをあてて悪くなっている乳房から搾乳することもあります。乳腺炎が悪化して壊死などが起こった場合、その部分を取り除くといった外科的処置を行うこともあります。また、授乳中の場合は、母猫の症状によっては子猫への感染などを防ぐために、授乳を中止して人工哺乳に切り替える必要が出てくることもあります。</p>
<h2>【予防】飼育環境を清潔に保ち、授乳中の子猫を母猫から引き離さない</h2>
<p><strong>乳腺炎の予防としては、母猫の飼育環境を清潔に保ち、授乳中の子猫を急に母猫から引き離さないことが大切です。</strong>また、乳腺炎になると、母乳の味が変化し、子猫がミルクを飲まなくなることがあります。乳腺炎の早期発見のために、母猫が許せば日に1回程度は子猫の体重を計測し、子猫が十分にミルクを飲んでいるか、順調に成長しているかを確認しておくと良いでしょう。子猫の体重が前の日から変化しない、あるいは減っているのであれば、すぐにかかりつけの動物病院で母子ともに診察を受けることがすすめられます。</p>
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		<title>猫の慢性腎不全</title>
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		<pubDate>Tue, 27 Dec 2011 05:28:13 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[慢性腎不全は、腎臓の機能が徐々に低下し、機能不全に陥った状態のことです。中年齢から高年齢の猫に多い病気です。最近、水をたくさん飲むようになって、おしっこの量が増えた&#8230;そんなときは慢性腎不全を疑うようにしましょ &#8230; <a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/manseijinfuzen.html">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>慢性腎不全は、腎臓の機能が徐々に低下し、機能不全に陥った状態のことです。中年齢から高年齢の猫に多い病気です。最近、水をたくさん飲むようになって、おしっこの量が増えた&#8230;そんなときは慢性腎不全を疑うようにしましょう。<span id="more-116"></span></p>
<h2>【症状】初期症状は多飲多尿。進行すると<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/nyoudoku.html">尿毒症</a>に</h2>
<p><strong>慢性腎不全のおもな症状は、多飲多尿（水をよく飲むこととおしっこの量が増えること）で、初期の段階ではこれ以外に目立った症状はありません。</strong>しかし、腎臓の機能が次第に低下してくると、多尿にもかかわらず、老廃物や余分な電解質、リンなどのミネラル類を尿中に排泄することができず、体内にたまってきます（<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/nyoudoku.html">尿毒症</a>）。また、水をたくさん飲んでも多尿によって失った水分を補うことができず、脱水を引き起こしてしまいます。これによって食欲や元気が低下し、毛づやもなくなってきます。また、嘔吐や下痢、便秘も見られるようになり、体重も減少してきます。<br />腎臓は尿を作るだけでなく、血圧の調節や赤血球を産生するホルモンを作る役割もあるため、慢性腎不全が進行してくると、高血圧や貧血に陥り、高血圧にともなう眼の症状（網膜剥離、眼底出血、眼球破裂など）や貧血にともなう諸症状（易疲労＜いひろう：疲れやすい＞、倦怠など）が現れてくることがあります。<br />慢性腎不全の末期になると、老廃物の蓄積やミネラル・電解質の異常、貧血などが重度となり、痙攣（けいれん）や昏睡状態に陥ることがあります。</p>
<h2>【原因】<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/shikyuutaijinen.html">糸球体腎炎</a>や<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/kyuuseijinfuzen.html">急性腎不全</a>など、ほかの病気が引き金に</h2>
<p>慢性腎不全は、<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/fukumakuen.html">猫伝染性腹膜炎</a>（<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/fukumakuen.html">FIP</a>）や<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/nekoeizu.html">猫エイズ</a>（猫免疫不全ウイルス感染症）といった種々のウイルス感染や細菌感染などがきっかけとなって起こる<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/shikyuutaijinen.html">糸球体腎炎</a>、間質性腎炎、腎盂腎炎といった腎疾患や、先天性の腎臓異常（多発性嚢包腎など）、腎臓の腫瘍（<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/rinpashu.html">リンパ腫</a>：<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/hakketsu.html">猫白血病ウイルス</a>（<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/hakketsu.html">FeLV</a>）感染症）などが原因で起こります。<br />このほか、電解質やミネラルの異常から腎臓が障害を受けて慢性腎不全に至る場合や、<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/nyouseki.html">猫下部尿路疾患</a>：<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/nyouseki.html">FLUTD</a>（<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/nyouseki.html">猫泌尿器症候群</a>：<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/nyouseki.html">FUS</a>、尿石症）などによる尿路閉塞で<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/kyuuseijinfuzen.html">急性腎不全</a>を起こし、それが慢性腎不全に移行する場合があります。しかし、多くの場合、はっきりとした原因を特定することは困難です。</p>
<h2>【治療】できるだけ早く治療を開始して、腎機能低下を抑える</h2>
<p>慢性腎不全は、<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/kyuuseijinfuzen.html">急性腎不全</a>と違い徐々に進行していく病気で、一度発症すれば治ることはありません。<strong>慢性腎不全の治療は、その進行をできるだけ抑え、症状を緩和することが目的となり、おもに内科的治療と食事療法が行われます。</strong>内科的治療では、皮下あるいは静脈内点滴で脱水や電解質のバランスを補正します。また、降圧剤や高リン血症治療剤、胃粘膜保護剤、制吐剤、活性炭、造血ホルモンであるエリスロポエチンの投与などが症状に応じて行われます。食事療法には、タンパク質やリン、ナトリウムなどが病態に応じて制限されている処方食が用いられます。現在では、活性炭が既に配合されている処方食も動物病院で販売されています。</p>
<h2>【予防】ワクチン接種や飼育環境の整備をして原因となる病気の予防を</h2>
<p>慢性腎不全は、ほかの病気から引き起こされることがあるため、<strong>定期的なワクチン接種や室内飼育の徹底、飼育環境などを整え、原因となる病気をしっかりと予防することが大切です。</strong>また、タンパク質やナトリウムがたくさん含まれている食事を与え続けないよう栄養バランスの良い適切な飼育・管理が大切になります。</p>
<div class="pointWrap">
<h4>「猫の慢性腎不全」のポイント</h4>
<p>慢性腎不全ははっきりと症状が現れにくいため、年に一度から二度は、定期検診（尿検査と血液検査）を受けることがすすめられます。また、猫はあまり積極的に水分摂取を行わないため、容れ物や置き場所を工夫し、新鮮な水を普段からたくさん飲めるようにしてあげると良いでしょう。</p>
</div>
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		<title>猫の甲状腺機能亢進症</title>
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		<pubDate>Tue, 27 Dec 2011 05:23:54 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモン（動物の体の発育や新陳代謝をうながすホルモン）の分泌が異常に活発になる病気です。中～高年齢の猫がなりやすい病気で、活動性が増したり、落ち着きがなくなったり、食欲が旺盛なのに体重が減ってい &#8230; <a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/koujyousenkoushin.html">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモン（動物の体の発育や新陳代謝をうながすホルモン）の分泌が異常に活発になる病気です。中～高年齢の猫がなりやすい病気で、活動性が増したり、落ち着きがなくなったり、食欲が旺盛なのに体重が減っていくという場合は、甲状腺機能亢進症の疑いがあります。<span id="more-100"></span></p>
<h2>【症状】食欲旺盛なのにやせたり、多飲多尿になったりする</h2>
<p><strong>甲状腺機能亢進症になると、動きが活発になり、食欲が増すなど、病気というよりむしろ元気と錯覚するような様子が見られるほか、落ち着きがなくなったり、ときに攻撃的な性格になることもあります。</strong>また、たくさん食べるけれど体重が減り、しだいに毛づやも失われ、水をよく飲み、尿の量が増えるといった症状が見られることもあります。さらには、嘔吐や下痢をすることもあります。<br />そして病態が進行してくると、今度は逆に食欲や活動性が低下してきます。8歳以上の中～高年齢の猫に発症することが多く、この病気は、心臓をはじめ、様々な臓器に影響を及ぼします。</p>
<h2>【原因】甲状腺の腺腫様過形成や、まれに甲状腺がんが原因に</h2>
<p><strong>甲状腺の腺腫様過形成が、片側ないし両側で生じる結果、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されます。</strong>この過形成の発症原因はわかっていません。また、ごくまれに甲状腺がんによって発症する場合もあります。</p>
<h2>【治療】薬剤を用いた内科療法と、甲状腺を切除する外科療法がある</h2>
<p>甲状腺機能亢進症の治療法には、内科療法と外科療法があります。<br /><strong>内科療法では、抗甲状腺薬剤を投与する治療方法が一般的です。外科療法では、腫大した甲状腺を切除します。</strong>手術は、薬剤の投与で症状を安定させてから行われることがあります。</p>
<h2>【予防】中～高年齢の猫に気になる症状が見られたら、すぐに動物病院へ</h2>
<p><strong>甲状腺機能亢進症には、有効な予防方法はありません。</strong>中～高年齢の猫に上記の症状が見られたら、すぐに動物病院で診察を受けましょう。</p>
<div class="pointWrap">
<h4>「猫の甲状腺機能亢進症」のポイント</h4>
<p>早期発見、早期治療によって症状の悪化を抑えることができれば、発症後も猫は通常の生活を送ることができます。</p>
</div>
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		<item>
		<title>猫の肝リピドーシス（脂肪肝）</title>
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		<pubDate>Tue, 27 Dec 2011 03:03:48 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[肝リピドーシス（脂肪肝）は、脂質代謝異常により肝臓に過剰な脂肪が蓄積し、肝機能障害を起こす病気です。特に肥満している猫に多く見られる傾向にあります。おもな症状として、元気や食欲の低下、嘔吐、下痢などが認められます。症状の &#8230; <a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/kanripidoshisu.html">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>肝リピドーシス（脂肪肝）は、脂質代謝異常により肝臓に過剰な脂肪が蓄積し、肝機能障害を起こす病気です。特に肥満している猫に多く見られる傾向にあります。おもな症状として、元気や食欲の低下、嘔吐、下痢などが認められます。症状の重い場合には黄疸や痙攣（けいれん）、意識障害などが引き起こされることがあります。<span id="more-89"></span></p>
<h2>【症状】元気・食欲の低下、下痢など。重くなると神経症状を起こすことも</h2>
<p><strong>肝リピドーシスになると、元気がなくなり、食欲が減退してほとんど何も食べなくなるほか、眠っていることが多くなります。</strong>さらに下痢や便秘、嘔吐といった胃腸障害、体重減少や脱水といった症状が見られ、黄疸（目の結膜や口の粘膜が黄色くなる状態）が現れてくることもあります。症状が進むと、意識障害や痙攣などの神経症状が引き起こされることがあります。</p>
<h2>【原因】ホルモン異常などから、肝臓に過度の脂肪がたまって発症</h2>
<p>肝リピドーシスは、脂質代謝異常により肝臓に過度の脂肪がたまった状態です。脂質の代謝異常は<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/tounyou.html">糖尿病</a>などのホルモン異常や<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/suien.html">膵炎</a>、栄養バランスの取れていない食事や急激なダイエットなど、様々な原因が引き金となって起こります。また、引っ越しやよその家に預けられるなど、生活環境の急激な変化がストレスとなって食欲不振に陥ったりすると、発症することもあります。<br />また、<strong>肝リピドーシスは中年齢の太り気味の猫で発症しやすい傾向にあります。</strong>太り気味の猫は、3日から１週間以上食事をまったくとらない状態が続いた場合、肝リピドーシスを引き起こすことがあるので注意が必要です。</p>
<h2>【治療】原因に応じた治療と栄養補給を行う</h2>
<p>肝リピドーシスの治療は原因が特定できる場合、その原因に対する治療を行います。また、肝リピドーシスになると必須アミノ酸など種々の栄養補給が必要になるため、胃などにチューブを入れて強制的に栄養素を強化した食事を与える場合があります。</p>
<h2>【予防】肥満防止を心がけ、定期的に検査を受ける</h2>
<p>肝リピドーシスは、特に太った猫に発症しやすいため、日頃からバランスの良い食事を与え、猫が運動しやすい環境をつくり、肥満を防ぐことが予防として大切です。また、肝リピドーシスに限らず肝臓の病気には特徴的な症状がほとんどなく、早期発見が難しいため、定期的に検査を受けると良いでしょう。</p>
<div class="pointWrap">
<h4>「猫の肝リピドーシス（脂肪肝）」のポイント</h4>
<p>太った猫が、数日間、何も食べないような場合や、黄疸（瞳のまわりの白目が黄色いなど）が見られる場合には、肝リピドーシスの可能性があります。日ごろから、食べているフードの量や目の色などを注意深く観察しましょう。</p>
</div>
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