猫の病気事典

猫の甲状腺機能亢進症

猫の甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモン(動物の体の発育や新陳代謝をうながすホルモン)の分泌が異常に活発になる病気です。老猫がなりやすい病気で、急に元気になり、食欲が旺盛になった場合は、甲状腺機能亢進症を疑うようにしましょう。

2007年 08月 27日

主な症状 急に元気(活発)になる 下痢をする 吐く 毛づやが悪い 水をたくさん飲む おしっこの量が増える 食欲が増す 体重が落ちる

猫の甲状腺機能亢進症の症状とは?

甲状腺機能亢進症にかかると、急に元気になり、攻撃的な性格になることもあります。食欲が増してたくさん食べ、水もよく飲むようになりますが、いくら食べてもやせていき、しだいに毛づやも失われます。さらに、尿の量が多くなり、嘔吐や下痢もみられ、やがて食欲も落ちていきます。老猫に発生することが多く、心臓の病気を併発することもあります。

猫の甲状腺機能亢進症の原因

甲状腺機能亢進症が起きる原因はよくわかっていません。また、老猫に起こりやすい原因も不明です。この病気は、動きが活発になり、食欲が増すなど、病気というよりむしろ元気と錯覚するような様子が症状として現れます。そのため発見や治療が遅れがちになり、しばしば重い症状を招く原因となります。

猫の甲状腺機能亢進症の治療方法

甲状腺機能亢進症の治療法には、内科療法と外科療法があります。
内科療法は、甲状腺ホルモンを抑制する薬剤を投与する治療方法です。副作用が起きる可能性があるので、治療前に獣医師とよく相談しましょう。
外科療法では、甲状腺そのものを切除します。手術は、薬剤の投与で症状を安定させてからおこないます。

猫の甲状腺機能亢進症を予防するには?

甲状腺機能亢進症は原因がわからないため、有効な予防方法はありません。老猫に上記の症状がみられたら、すぐに動物病院で診察を受けましょう。

「猫の甲状腺機能亢進症」のポイント

早期発見、早期治療によって症状の悪化を抑えることができれば、発症後も長生きすることが可能です。

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