「5つのバイタルサイン」の普及活動を報告(JBVP)

日本臨床獣医学フォーラム(JBVP)(会長:石田卓夫)は、2014年9月26日~28日の第16回年次大会にて「5つのバイタルサイン(V5)」の普及活動の報告を行った。

2014年10月2日RSSRSS

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これまで、日本の獣医療では必ず評価されるべきバイタルサインとして「体温」「脈拍数」「呼吸数」の3つが用いられてきた。しかし、近年、「痛み」「栄養状態」の2つの評価を追加し『5つのバイタルサイン』とすることが、世界小動物獣医師会(WSAVA)から提唱され、獣医療において取り組むべきグローバルスタンダードとなっている。
JBVPは、日本の獣医療において『5つのバイタルサイン』を定着させるべく、WSAVAに協調し、普及活動に取り組んでいる。とくに、栄養評価の実践においては、日本ヒルズ・コールゲート株式会社の協力の下、日本語版のツールキットを作成し、活用を進めているという。

今回の年次大会では、前WSAVA会長のDr.Kirpensteijnと栄養評価のガイドライン査定において中心的役割を果たしたDr.Chandlerを迎え、ガイドラインやツールキットの概要説明などを行った。

今後、日本の多くの動物病院で取り入れられるかもしれない『5つのバイタルサイン』。 興味を持った方は、下記サイトからチェックしてみてはいかがだろうか。

JBVPホームページ ガイドライン・ツールキット

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