年末年始はペットの“誤飲事故”注意期間!

アニコム損害保険株式会社(代表取締役社長 小森 伸昭)では、アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」の保険金請求データを基に、ペットの誤飲事故に関する調査を行った。

2013年12月11日RSSRSS

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月別の誤飲事故による請求件数を調査したところ、誤飲事故は、12月に最も多く、1月~3月頃まで多く発生する傾向が見られた。これは、クリスマスやお正月などで、パーティーや来客が増えることが原因であると考えられる。犬猫に慣れない来客が人の食べ物を与えてしまったり、忙しく過ごしているうちに事故が起きてしまったなど、普段の生活との少しの変化が誤飲事故につながっている可能性が。
さらに、ポインセチア、プレゼントのリボンなど、犬猫にとって危険なものが身近に増える季節でもあり、十分な注意が必要だ。ポインセチアは、葉や茎を食べてしまうことで胃腸炎を引き起こす。リボンやひも・糸などは、遊んでいるうちに飲み込んでしまい、腸が裂けてしまうなどの危険な状態になることも。

また、年齢別の発生率では、犬猫ともに0歳が最も高く、年齢が上がるとともに低下している。人間の赤ちゃんと同様に、幼少期の犬猫は、気になるものを口にくわえて確認しようとし、そのうえ、好奇心が旺盛で、食べてはいけないという学習経験や警戒心が未発達であるため、そのまま飲みこんでしまい誤飲事故につながってしまう可能性も高くなる。また、手術に至るケースも見られ、犬の場合には13万円程度の治療費がかかっている。(平均保険金受給額から算出)

誤飲は飼い主の注意で防げる事故のひとつ。前述のポインセチアやリボンなどの食物でないものを誤飲するケースに加え、ペットに対するおいしそうな誘惑も増える季節。タマネギやチキンの骨など人の食べ残しでペットが食べてはいけないものを盗食してしまうケース、また、食べても良いものでも、大きなまま飲みこんでしまう・大量に食べてしまうケースにも注意が必要だ。
これからの季節、ペットとのイベントを最後まで楽しむためにも、パーティーの後片付けはなるべく早めに行う、ゴミ箱を蓋付きにするなどの対策を行い、誤飲事故の予防を。

アニコム損害保険株式会社 ニュースリリース

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