調査結果によると、「一緒に暮らしているペットは盗難の被害からわが家を守ってくれると思いますか」と聞いたところ、約半数にあたる49.7%の飼い主が「思わない」と答え、「思う(31.5%)」と答えた飼い主を上回った。
「盗難の被害から守ってくれると思う理由」では、「見知らぬ人が来ると吠えるから」が最も多く、ミニチュア・ダックスフンドやチワワなどの小型犬でも、吠えることで家を守ってくれていると思う飼い主が多いことがわかった。
一方、「盗難の被害から守ってくれると思わない理由」では、「体が小さいから」が最も多く、また「家を守るよりも、ペット自身を守ってほしい」と、ペットの安全を気遣う飼い主も多く見られた。
また、不審者の侵入や、火災・地震などの災害からペットが守ってくれた経験があるかを聞いたところ、「ある」と答えた飼い主はわずか5.7%だった。しかしながら、知らせてくれた・守ってくれたと回答のあったエピソードを見ると、一緒に暮らしているペットを飼い主が注意深く観察しているからこそ気付くことができるもので、飼い主の愛情が感じられる結果となった。