パブリックコメント集計結果、犬猫の販売年齢をめぐり意見が分かれる。

環境省は10月25日(火)開催の第23回動物愛護管理のあり方検討小委員会にて、「動物取扱業の適正化について（案）」へのパブリックコメントの集計結果を公表。7月28日から8月27日まで1ヶ月の募集期間で、寄せられたパブリックコメントは12万1828件にのぼった。

2011年11月4日RSS

法改正に当たり、議論の１つとなっている「犬猫幼齢動物を親等から引き離す日齢」では、「8週齢未満の犬猫の販売（親等からの引き離し）は禁止すべき」が4万3295件、業界による自主規制が行われている「45日未満の犬猫を規制対象とすべき」が3万1408件、「幼齢の犬猫の販売等について何らかの規制措置を講じるべき」が1万9099件、「現行基準のままとすべき」が1万2500件など、意見が分かれている。

また、「深夜の生体展示規制および展示時間制限」については、賛成が5万4939件、反対119件、「移動販売の規制強化」については、賛成が4万3992件、反対105件など、生体の販売にかかわる規制の強化を求める声が多くみられた。