犬の病気事典

犬の骨肉腫

骨肉腫は、骨にできるがん(悪性腫瘍)です。老齢の大型犬に多く見られます。発症すると、激しい痛みをともない、肺に転移すると呼吸症状などが生じて、命に関わることがあります。

更新日:2010年 02月 09日

主な症状 足を痛がる 足をかばう・引きずる

かかりやすい犬種 ボルゾイ ボクサー グレート・ピレニーズ ゴールデン・レトリーバー グレー・ハウンド ジャーマン・シェパード・ドッグ シベリアン・ハスキー ラブラドール・レトリーバー

犬の骨肉腫の【症状】足を引きずる、骨が腫れるなど

骨肉腫になると、激しい痛みが生じて、足を引きずるなどの跛行や患部の骨が腫れるなどの症状が現れます。骨肉腫は四肢によく発生しますが、まれにアゴの骨などにも発生することがあります。骨肉腫は進行がとても速いうえに転移しやすく、発見された時点で、すでに肺に転移していることがよくあります。

犬の骨肉腫の【原因】原因は明らかではないが、老齢の大型犬によく見られる

骨肉腫が発生する原因は明らかになっていませんが、ゴールデン・レトリーバー、グレート・ピレニーズ、ラブラドール・レトリーバー、シベリアン・ハスキーなどの大型犬に多く発生します。また、年齢的には7〜8歳前後からの老犬によく発生しますが、2歳頃の若齢犬に発症することもあります。

犬の骨肉腫の【治療】第一は患部の足の切除

骨肉腫は転移しやすいため、外科手術で腫瘍のある足を切断し、手術後に抗がん剤の投与を続けるのが一般的な治療となります。早期であれば腫瘍の摘出後に足の骨を移植する治療をおこなう場合もあります。骨肉腫が完全に治るのは難しく、これらの外科手術によって完治する場合もありますが、残念ながら再発も多く見られます。足の切断手術をせずに放射線治療をおこなう場合もありますが、あくまで痛みの緩和が主であり、治癒は期待できません。

犬の骨肉腫の【予防】予防は困難。早期発見・早期治療が大切

骨肉腫の予防は難しいため、早期発見・早期治療が何より大切です。上記の症状が見られたら、できるだけ早く動物病院で診察を受けましょう。

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