猫の病気事典

猫の水腎症

猫の水腎症は、障害によって尿が腎臓から膀胱へ正常に送られず、腎臓に水分がたまる病気です。左右2つの腎臓の片方だけに発生するケースが多く、そのほとんどが無症状で推移します。

2007年 10月 22日

主な症状 水をたくさん飲む おしっこの量が増える しこり・はれができる 食欲が落ちる

猫の水腎症の症状とは?

水腎症になると、腎臓がしだいに大きくなり、下腹部あたりにしこりができます。片方の腎臓だけ水腎症になった場合は、ほとんど無症状のまま病気が進行していきます。両方の腎臓が水腎症になると、腎臓が大きくなる前に水をたくさん飲み、おしっこの量が増えたり、食欲が落ちたりなど、腎不全の症状が現れます。

猫の水腎症の原因

水腎症は、腎臓から膀胱へと尿を運ぶ管(輸尿管)がふさがってしまい、膀胱へ向かうはずの尿が腎臓内にたまることが原因で発症します。尿管がふさがる原因は、結石や結晶などで尿管がつまってしまったり、腫瘍が尿管の近くにできて尿管を圧迫していたり、外傷や先天的な奇形など様々です。

猫の水腎症の治療方法

水腎症の治療で管がふさがった部分だけを切除するのは難しいため、片方の腎臓だけに水腎症が生じた場合は、もう一方の腎臓が正常にはたらいているかを慎重に確認したうえで、外科的手術によって異常のある腎臓を摘出します。左右2つの腎臓が水腎症になっている場合は摘出はせず、療法食を与えるなど腎不全と同じ治療を行います。

猫の水腎症を予防するには?

水腎症の予防方法はありませんが、お腹のしこりなど、症状に心当たりのある場合は、早めに獣医師に相談しましょう。

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