ペットが冬にかかりやすい疾患とは?

アニコム損害保険株式会社(本社:東京都新宿区、社長:小森伸昭)が、ペットが冬季(12月-2月)にかかりやすい疾患についての調査を実施した。その結果、犬では「筋骨格系の疾患」が、猫では「泌尿器の疾患」が増加する傾向にあることが分かった。

2009年12月17日RSSRSS

犬の「筋骨格系の疾患」には、関節炎、椎間板ヘルニア、膝蓋骨脱臼などがある。気温の低下や気圧の変化などによって体が冷え、血行が悪くなることで痛みを感じやすくなり、寒い時期には歩くことを嫌がったり足を痛がったりする様子が見られる。冬場は常に風が当たる場所や、極端に寒い場所に長時間じっとしていることは避け、急に激しい運動をしないよう気をつけることが大切だ。散歩前にマッサージやストレッチをしてあげると効果的。

一方、猫の「泌尿器の疾患」には、膀胱炎、腎・膀胱結石、尿石症などがある。泌尿器疾患は、尿路への細菌感染や、冬場に飲水量が低下して尿量も減ることなどが原因で尿中に結晶ができやすくなり、発症につながるといわれている。飲みたい時に新鮮な水を飲める環境にする、部屋や飲み水を温める、ごはんをぬるま湯でふやかすなどの対策が効果的。

人と同様、ペットにとっても「冷え」は大敵。疾患を未然に防ぐためにも、室内の温度管理には十分に配慮したい。

アニコム損害保険株式会社 ニュースリリース

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