犬の肝臓がん(肝臓腫瘍)
肝臓がん(肝臓腫瘍)は、肝臓からがん(悪性腫瘍)が発生する場合と、ほかの部位に発生した悪性腫瘍が肝臓に転移して起こる場合があります。発見が遅くなれば手遅れとなるケースも多く、早期発見・早期治療が必要な病気です。
更新日:2010年 02月 05日
犬の肝臓がんの【症状】嘔吐や食欲不振など、さまざまな症状が現れる
肝臓がんは、その原因によって症状が異なります。
原発性肝臓がん(肝臓自体に悪性腫瘍ができる肝臓がん)の場合、初期は目立った症状は現れません。しかし進行すると、元気や食欲が次第になくなり、体重が減ってきます。この他、吐いたり(嘔吐)、下痢をしたり、お腹が膨らんできたり、時に黄疸がみられたりなど、さまざまな症状が現れ、発見や治療が遅れると最終的には死に至ります。
転移性肝臓がん(ほかの部位にできた悪性腫瘍が肝臓に転移する肝臓がん)の場合、転移前の腫瘍の種類によって症状が異なります。
犬の肝臓がんの【原因】原発性肝臓がんと転移性肝臓がんの2種類
肝臓がんは、発生する原因によって2種類に分けられます。
1つは、肝臓自体から発生する原発性肝臓がんです。発生する原因ははっきりしていませんが、老犬によく発生する傾向があります。
もう1つは、ほかの部位に発生した悪性腫瘍が転移する転移性肝臓がんです。悪性リンパ腫(リンパ肉腫)や血管肉腫などの転移や、肝臓に隣接する臓器の悪性腫瘍(膵臓がん、胃がんなど)が浸潤することで起こります。
犬の肝臓がんの【治療】早期の肝臓がんであれば外科手術で切除できるが・・・
原発性肝臓がんの腫瘍が、1つまたは2つの肝小葉(かんしょうよう:肝臓を構成する、一定の肝細胞の集まり)に限られる場合は、外科手術によって完全に切除することができます。その場合の予後は比較的良好で、元気に過ごすことができます。しかし、転移性肝臓がんを患う場合や、原発性肝臓がんであっても複数の肝小葉に発生している場合は切除手術が難しく、予後は良くありません。
犬の肝臓がんの【予防】定期的な健康診断で早期発見、早期治療を
肝臓がんの予防方法はありません。目立った初期症状もなく、外からは見えない病気なので、がん(腫瘍)が大きくなるまで気付かず、手遅れになるケースが少なくありません。できるだけ早く発見して治療するために、健康診断を定期的に受けましょう。
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