猫の中毒
中毒とは、体に害のある何らかの薬物や化学物質、食べ物などをなめたり、食べたり、吸い込んだり、皮膚から吸収したりして、体のどこかに機能障害を引き起こすことをいいます。猫は体が小さく、化学物質に弱いため、毒性が強ければ命に関わることもあります。
2007年 09月 25日
猫の中毒の症状とは?
中毒の症状は、原因となる毒性物質や食べ物によって異なりますが、一般的には嘔吐や下痢、足もとのふらつき、食欲不振などを起こします。また、嘔吐や下痢が続くと脱水症状がみられることもあります。
そのなかでも駆除剤や殺鼠剤、ノミ取り首輪などの殺虫剤中毒は要注意です。特に殺鼠剤の誤飲では貧血などがみられるほか、重症例では肺出血を起こして命に関わることもあります。ノミ取り首輪を誤飲したりすると、よだれを垂らしたりふらついたりすることがあります。
化学物質以外では、観葉植物や腐った食べ物でも食中毒を起こし、嘔吐や下痢が現れます。また、タマネギやニンニクなどを与えると、ひどい貧血の原因になります。
猫の中毒の原因
中毒の原因は、先述のとおり、薬品や中毒物質、観葉植物、人の食べ物など、さまざまなものが考えられます。例えば、薬品では消毒液のクレゾールやナメクジ駆除剤、殺鼠剤、殺虫剤などの誤飲は危険です。台所や洗面所で使う塩素系洗剤や研磨剤、さび取り剤なども中毒を起こします。
植物では、ジャガイモの芽やアジサイ、アサガオなどが中毒症状を引き起こします。またネギ類も中毒を起こしますが、これはネギを直接口に入れなくても、スキヤキなどの煮汁に含まれていれば中毒の原因となるので注意が必要です。
猫は犬より注意深いため、何でも口に入れてしまうことはありません。しかし遊びざかりの子猫の場合は、薬品や毒性物質を誤食してしまったり、体につけたりすることがあります。
猫の中毒の治療方法
中毒の治療では、できるだけ早く原因物質を特定し、中毒物質を猫の体外に排泄させることが重要です。それと同時に嘔吐や下痢、脱水に対する対症療法をおこないます。ほとんどの場合、内科療法を中心におこないます。
猫の中毒を予防するには?
中毒を予防するには、普段から原因となるような薬品、化学物質、植物、食べ物などに接しないよう配慮し、しっかりと保管することが大切です。また、室外での中毒を避けるために室内飼いにするといいでしょう。
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