犬のクリプトコッカス症
クリプトコッカス症は、クリプトコッカスという真菌(カビ)に感染することで起こる病気です。他の病気などが原因で、免疫力が低下しているときなどに発症しやすい傾向があります。犬よりも猫に多い病気ですが、人にも感染する人獣共通感染症(ズーノーシス、人畜共通感染症とも呼ぶ)でもあり、決して油断はできません。
更新日:2010年 02月 09日
犬のクリプトコッカス症の【症状】くしゃみや鼻水、鼻に潰瘍が見られる、など
クリプトコッカス症になると、おもにくしゃみや鼻水などの症状が見られるほか、鼻に潰瘍ができて腫れることもあります。重い症状になると、肺炎を起こして呼吸困難を生じることもあります。眼や中枢神経へ感染すると、失明や痙攣(けいれん)、麻痺、運動障害などが見られることもあります。
犬のクリプトコッカス症の【原因】クリプトコッカスと呼ばれるカビの感染が原因
クリプトコッカス症は、空気中や土壌中など環境の様々な場所に存在するクリプトコッカスという真菌(カビ)を、鼻や口から吸い込むことで感染します。しかし、健康な犬に発症することはほとんどなく、おもに他の病気によって体力や免疫力が落ちているときに発症します。クリプトコッカスは、ハトなどの糞便に多く存在するため、様々な場所に運ばれて環境中に広がります。
犬のクリプトコッカス症の【治療】真菌に対する抗生剤を投与する
クリプトコッカス症の治療では、おもに真菌に対する抗生剤を使用します。これに鼻炎や皮膚炎、目や中枢神経の異常などの各症状に対する治療を併用します。治療は投薬方法や副作用などの問題があるので、獣医師とよく相談して行いましょう。
犬のクリプトコッカス症の【予防】健康管理や衛生管理に気を配る
クリプトコッカスは環境中に多数存在するため、予防は困難です。普段から愛犬の健康管理や衛生管理に気をつけて、感染するリスクを減らすように努めましょう。
人にも感染する恐れがあるため、免疫力の弱い幼児や高齢者などは、感染した犬・猫に接触しないことが大切です。
| キーワード: | しこり・はれができる 息が荒い(呼吸が苦しそう) 歩き方がおかしい 痙攣(けいれん)を起こす 鼻水・くしゃみをする |
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