ペットのための災害対策、「意識と対策」に大きな乖離

アニコム損害保険株式会社(本社:東京都新宿区、社長:小森伸昭)が、9月1日の「防災の日」にちなんで「ペットのための災害対策」に関する調査を行った。

2010年9月3日RSSRSS

その結果、ペットに対する何らかの災害対策をしていると回答した飼い主は87.6%。具体的に行っていることでは、避難所でのペット間の感染を防ぐために重要な「ワクチン接種、ノミ・ダニ予防を行っている」が最も多かった。

一方で、「鑑札・迷子札を装着している」は37.3%、「マイクロチップを装着している」は20.6%にとどまったほか、「避難場所、避難経路の確認をしている」は12.0%、「一緒に避難訓練をしている」はわずか1.2%となり、具体的に災害時の対応を準備している飼い主は少ない状況であることが分かった。

また、ペットのために日頃から準備をしているものでは「ケージ、リード、ハーネスなどの係留グッズ」47.2%、「ペット用の飲み水・フード」39.4%、「トイレ用品」35.8%が上位を占めた。しかし、約40%の飼い主が、「特に何も準備していない」と回答している。

以上の結果から、実際に災害が起こった場合を想定したペットのための災害対策は、早急に飼い主が取り組むべき大きな課題であることが明らかとなった。

アニコム損害保険株式会社 ニュースリリース

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