ペットの東洋医学 byPetwell

東洋医学の得手・不得手分野

日本では文明開化以降、西洋医学重視の風潮となっていましたが、最近では東洋医学が見直され、エビデンス(科学的根拠)を求めた研究も多く行われるようになってきました。この流れを受けてか、病院で漢方薬を処方される機会が増えただけでなく、薬局でも多くの漢方薬が手軽に手に入るようになっています。

2015年08月03日RSSRSS

東洋医学は内科系の病気を得意とする

病気を内科系・外科系の2つに分けた場合、東洋医学は内科系の病気を得意としており、多くの内科系疾患や手術が適応ではない疼痛性疾患に効果があります。
とくに、アレルギー性皮膚炎や喘息などステロイドを必要とする病気では、東洋医学を併用していくことで、ステロイドの副作用を弱めたり、その減薬が可能となったりすることがあります。

鎮痛剤を服用できない場合に奏効することも

また、変形性関節症や椎間板ヘルニアなどによる慢性的な疼痛があるといった場合、人間ほどには鎮痛剤を長期に服用できない犬や猫に対し東洋医学が奏効することもあります。
この他、病院でしっかり検査を受けたけれど、原因がとくに見当たらない、安全で有効な西洋医学の治療法が見つからないといったとき、そのすべてにではありませんが、東洋医学がそれなりの効果をもたらしてくれる場合があります。
ただし、細菌や寄生虫といった感染性疾患の場合(症状の緩和・改善には役立ちますが)、基本的に西洋医学のほうが断然有効です。同様に、外科手術が適応となる状態や緊急処置が必要な状態も西洋医学が第一選択となります。

体にまったく無いものを補うことはできない

また、東洋医学は心身の不具合を調整する医療のため、体にまったく無いものを補うことはできません。このため、各種ホルモンの補充が絶対的に必要な病気(1型糖尿病やアジソン病など)自体には効果がありません。
また、腫瘍など体に余分にできているものを消滅させることも難しいため、腫瘍疾患やホルモンが過剰に産生される病気(クッシング症候群や甲状腺機能亢進症など)も同様です。ただ、東洋医学がこういった病気の症状を緩和する助けとなることはあります。

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