ペットの東洋医学 byPetwell

西洋医学との上手な使い分けが大切

東洋医学、西洋医学、どちらにも得手・不得手があり、双方のいいところをうまく併用していくことが大切です。検査法や治療法といった側面から、東洋医学、西洋医学の違いや特徴についてまとめてみました。

2015年08月03日RSSRSS

原因を具体的に明らかにする西洋医学の検査法

西洋医学の検査法では、レントゲン検査や超音波検査のように体内の様子を画像化し臓器の状態を詳しくみることができます。また、血液検査で「白血球の数が多い」、「肝酵素値が高い」、「○○ホルモンが基準より低い」と体内の血球や酵素、ホルモンなど様々な項目の変化を数値化して調べることが可能です。このため、西洋医学の検査法では症状が出る前段階での病気の早期発見や病気の原因を具体的に明らかにすることができます。しかし、西洋医学の検査法で異常がなければ、どれだけ不調を訴えても病気として捉えてもらえない場合もあります。

数値化できない不調を見いだす東洋医学の検査法

東洋医学の検査法は基本的に四診といって検者の感覚をフル活用し、東洋医学的な病気の原因を明らかにするものです。時に本人が気づかない体調の変化や不調さえ見つけだすことがあります。ただ、どこそこの臓器に腫瘍がある/結石がある、あるいは、肝酵素の数値が高い/○○ホルモンの値がおかしい、といった体内の異常を具体的に画像化・数値化して表すことはできません。

四診
望診(ぼうしん)眼で見ることで西洋医学の視診に相当
聞診(ぶんしん)耳で聞いたり鼻で嗅いだりすることで、聴診や身体検査の一種に相当
問診(もんしん)診断に必要なあれこれを質問すること
問診(もんしん)体のあちこちに触れることで触診に相当

東洋医学は西洋医学との併用がおすすめ!

このように、どちらの検査法も一長一短があるため、両者の併用がおすすめです。
例えば、愛犬・愛猫の年齢や体調に応じて年に1~2回は健康診断を受けさせるようにし、西洋医学的な検査を受けても異常はないけれど愛犬や愛猫の様子がおかしいと言った場合には東洋医学的な検査を受けさせたり、東洋医学的な検査で異常があれば、西洋医学的な治療法が適している病気が隠れていないかをもっと詳しく検査してもらったりするとよいでしょう。

西洋医学の足らずを補い、余分を減らす東洋医学の治療

東洋医学には食欲を増進させて体力を増強させたり、各種感染症や慢性疾患に伴う諸症状を和らげたりする治療法があります。また、西洋医学で有効かつ確実な治療がない場合に意外と東洋医学が助けとなることもあります。
個体差にもよりますが、治療に不可欠な現代医薬品(抗がん剤やステロイド剤など)を使っているうちに、つらい副作用が出てしまうことが時々あります。そういった副作用を漢方薬や鍼灸治療によって軽減できる場合があります。
東洋医学、西洋医学、どちらにも得手・不得手があります。双方のいいところをうまく併用していくことが大切です。

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