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	<title>猫の病気事典 &#187; 長毛種（被毛が長い・多い）の猫</title>
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		<title>猫の横隔膜ヘルニア</title>
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		<pubDate>Tue, 27 Dec 2011 07:13:14 +0000</pubDate>
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				<content:encoded><![CDATA[<p>横隔膜ヘルニアとは、胸腔（きょうくう：肋骨や胸骨などに守られている胸部の空間で、心臓や肺が納まっている）と腹腔（ふくくう：腹部にある空間で、胃腸や肝臓、腎臓などの臓器が納まっている）とを隔てている横隔膜が裂けて、腹部の臓器が胸腔内に入り込んでしまう病気です。横隔膜ヘルニアを起こすと、呼吸困難や運動をしたがらないといった循環呼吸器系の症状や、嘔吐、下痢といった消化器系の症状を起こすことがあります。<span id="more-153"></span></p>
<h2>【症状】原因や症状によって様々な症状が見られる</h2>
<p>横隔膜ヘルニアの症状は、その原因やヘルニアの大きさ、入り込んでいる臓器の種類や程度によって様々です。ほとんど無症状のこともあれば、呼吸が浅く苦しそうだったり、元気がなくじっとうずくまっていることが多いといった循環呼吸器系の症状を示す場合や、食欲不振、嘔吐、下痢、腹痛といった消化器系の症状を示す場合があります。また、肝臓が胸部に入りこんだ場合は、肝障害を起こしたり、神経症状が見られたりすることもあります。<br />横隔膜ヘルニアは、その状態や原因によって次の種類にわけられます。</p>
<ul>
	<li>外傷性横隔膜ヘルニア<br />事故などによる外傷で後天的に横隔膜が裂けてしまったもの</li>
	<li>腹膜心膜横隔膜ヘルニア<br />先天的に心臓を包む膜（心膜）が腹腔とつながってしまったもの</li>
	<li>食道裂孔ヘルニア<br />横隔膜の中で食道が通る孔（食道裂孔：しょくどうれっこう）に異常があり、そこから腹部の食道や胃の一部が胸腔内に入り込んでしまうもの</li>
</ul>
<p>外傷性横隔膜ヘルニアでは、傷を負った直後にショック症状（可視粘膜の蒼白化ないしチアノーゼ、頻呼吸、頻拍など）が見られることがあります。ショックに耐えて生き残った猫が何らかの理由で治療されなかった場合には、上記の症状や体重減少が認められます。<br />先天性の腹膜心膜横隔膜ヘルニアでは、普段は特に目立った症状が見られないこともあれば、時折、上記のような症状が出てきたり、発育不良が見られたりすることがあります。<br />食道裂孔ヘルニアでは、ごはんを食べるときに痛がったり、吐出（としゅつ：食べたものをそのまま吐き出すこと）したりといった、<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/shokudouen.html">食道炎</a>や<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/kyodaishokudou.html">巨大食道症</a>の症状がおもに見られます。</p>
<h2>【原因】交通事故や転落事故などによる外傷、先天性の形成不全などが原因に</h2>
<p>外傷性横隔膜ヘルニアは、その名の通り、交通事故や転落事故といった外傷が原因で起こります。先天性の腹膜心膜横隔膜ヘルニアは、遺伝子異常などにより、生まれつき心臓を包む膜（心膜）と横隔膜の形成が不完全となってしまうことが原因と考えられています。このヘルニアは、長毛種の猫やヒマラヤンに多く見られます。<br />食道裂孔ヘルニアの原因は、先天的なものと外傷によるものがありますが、品種に特異的なものではなく、様々な猫種に見られます。</p>
<h2>【治療】状態や原因に応じて外科的手術や内科的治療などを行う</h2>
<p>外傷性横隔膜ヘルニアでは、外傷直後でショック状態を示している場合や、重篤な症状を起こしている場合には、猫の状態を安定させることが最優先となります。ある程度、状態が安定したあと、胸腔内に入り込んだ臓器を元の位置にもどし、裂けた横隔膜を修復する外科手術を行います。ただし、時間がかなり経過し、横隔膜ヘルニアの目立った症状があまり見られないものでは、経過観察となることもあります。<br />先天性の腹膜心膜横隔膜ヘルニアでは、ヘルニア部分が小さく症状がない場合や、高齢で偶然見つかった場合などは、手術せずに経過観察や内科的治療を行うことがあります。しかし、年齢が若く、ヘルニア部分が大きかったり、症状が重かったりする猫では外科手術が適応となります。<br />先天性裂孔ヘルニアで吐出や嘔吐、嚥下時の痛みといった<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/shokudouen.html">食道炎</a>や<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/kyodaishokudou.html">巨大食道症</a>の症状を示すものであれば、まず、これらの症状に対する内科的治療を行います。内科的治療に反応しない場合には外科手術が推奨されています。</p>
<h2>【予防】室内飼いを徹底して事故を未然に防ぐ</h2>
<p>外傷性横隔膜ヘルニアを予防するには、室内飼いを徹底して、原因となる交通事故や転落事故を防ぐことが大切です。先天性のものであれば、予防はできませんが、この病気は遺伝子異常に関係することもあるため、罹患している猫を繁殖させないことが推奨されます。</p>
<div class="pointWrap">
<h4>「猫の横隔膜ヘルニア」のポイント</h4>
<p>猫が外から帰ってきて、じっとうずくまって息苦しそうにしていたり、様子がどこかおかしいと感じたりしたら、すぐに動物病院で検査を受けましょう。</p>
</div>
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		<title>猫の毛玉（ヘアボール）と毛球症</title>
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		<pubDate>Tue, 27 Dec 2011 05:34:53 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[毛球症は、胃や腸などの消化器官内に毛玉（ヘアボール）ができ、通過障害が起こる病気です。グルーミングの際に飲みこんだ毛を吐き出せない、あるいは便として排出できないために起こります。食欲低下や吐き気、便秘などの症状が現れます &#8230; <a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/moukyuu.html">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>毛球症は、胃や腸などの消化器官内に毛玉（ヘアボール）ができ、通過障害が起こる病気です。グルーミングの際に飲みこんだ毛を吐き出せない、あるいは便として排出できないために起こります。食欲低下や吐き気、便秘などの症状が現れます。<span id="more-120"></span></p>
<h2>【症状】食欲の低下、吐き気、便秘など。とくに長毛種は要注意</h2>
<p>毛球症になると、食欲の低下、吐き気、便秘などの症状が現れます。<strong>とくにペルシャなどの長毛種の猫や高齢・病気などで胃腸の動きが低下した猫でよく見られます。</strong></p>
<h2>【原因】毛玉が胃に停滞することで毛球症を発症</h2>
<p>毛玉（ヘアボール）は、猫が毛づくろい（グルーミング）をした際に、飲み込んだ毛が胃の中でもつれたり固まったりして、ボールやフェルト状になってしまったものです。換毛期で抜け毛の多い時期や長毛種の猫であまり手入れがされていない場合にできやすくなります。（※通常であれば、グルーミング時に飲み込んだ毛は、すんなりと胃腸を通過して便とともに排泄されます。）<br />毛球症は、この<strong>毛玉が胃の中で停滞し、胃粘膜を刺激したり、胃から小腸への出口をふさいだりすることで起こります。</strong>発症の原因としては、過剰なグルーミングを引き起こすような病気などで飲みこむ毛の量が多くなり、毛玉が作られやすくなった場合や、加齢または何らかの病気などで胃腸の働きが低下し、飲みこんだ毛をすんなり排泄できない場合などに起こります。</p>
<h2>【治療】毛球除去剤で毛玉除去。さらに症状に応じた治療を行う</h2>
<p>毛玉を除去するには、毛球除去剤をなめさせて、胃腸の中の毛玉を便とともに排出させます。毛球症で胃炎や便秘を起こしている場合には、毛球除去剤に加えて、これらの治療も行っていきます。</p>
<h2>【予防】こまめにブラッシングをしたり、毛玉対策用フードを活用</h2>
<p><strong>毛玉や毛球症を予防するには、こまめなブラッシングが効果的です。</strong>日ごろから抜け毛を取り除いてあげることで、猫が飲みこむ毛の量を少なくすることができます。また、毛玉の排泄を促進するようなフードも色々販売されています。愛猫の年齢や体調にあったものはどれか、お勧めは何か、などを動物病院に相談してみると良いでしょう。</p>
<div class="pointWrap">
<h4>「猫の毛玉（ヘアボール）と毛球症」のポイント</h4>
<p>最近は、食物繊維などの働きで、体内の毛玉の排泄を助けるフードが市販されています。毛玉や毛球症に悩む飼い主さんは、一度使ってみると良いでしょう。</p>
</div>
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