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	<title>猫の病気事典 &#187; 心臓と血管</title>
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		<title>猫の心筋症</title>
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		<pubDate>Tue, 27 Dec 2011 07:27:58 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[心筋症は、心筋（心臓の筋肉）が、厚くなったり薄くなったりするなどの異常が生じて、心臓の働きが弱くなる病気です。また、血流が悪くなることで心臓内に血栓（血の固まり）ができることがあり、それが心臓から出て動脈血管に詰まる（血 &#8230; <a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/shinkin.html">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>心筋症は、心筋（心臓の筋肉）が、厚くなったり薄くなったりするなどの異常が生じて、心臓の働きが弱くなる病気です。また、血流が悪くなることで心臓内に血栓（血の固まり）ができることがあり、それが心臓から出て動脈血管に詰まる（血栓塞栓症：けっせんそくせんしょう）と、血栓が詰まった先の足などに突然麻痺が起きたりする可能性があります。<span id="more-174"></span></p>
<h2>【症状】初期症状はほとんどなし。進行すると運動を嫌がるようになる</h2>
<p><strong>心筋症になると、初期にはほとんど症状が見られないか、元気や食欲がやや低下している程度ですが、病状が進むと、ぐったりとうずくまることが多くなり、運動を嫌がるようになります。</strong>また、肺水腫や胸水による咳、呼吸困難などの症状が現れることもあります。心筋症では、心臓内に血栓（血の固まり）ができやすくなり、できた血栓が心臓から動脈に流れ、後ろ足などの血管に詰まる（血栓塞栓症）と、その先に突然麻痺を生じることがあります。</p>
<h2>【原因】原因は不明。拡張型心筋症はタウリンの欠乏が関与</h2>
<p>心筋症は、症状によって「肥大型」「拡張型」「拘束型」の３つに分けられます。<strong>このなかで特に多いのは、心臓の筋肉が厚くなっていく「肥大型心筋症」です。</strong>心筋症の原因の多くは不明ですが、「拡張型心筋症」の場合は、原因の1つとして、タウリンの欠乏が関与して発症することがわかっています。現在は栄養基準を満たしたフードの普及によって発症数は減少する傾向にあります。なお、この拡張型心筋症は遺伝が関与する場合もあるといわれています。</p>
<h2>【治療】根本治療はなく、病型に合った薬剤を投与して症状を緩和</h2>
<p>心筋症自体を根本的に治す方法はありません。そのため、それぞれの心筋症の型に合わせて、血管拡張薬やβ受容体遮断薬、利尿薬、また血栓を予防する薬剤などを投与して、症状をやわらげます。</p>
<h2>【予防】早期発見・早期治療に努める</h2>
<p>心筋症の原因はよくわかっていないため、予防する方法はありません。上記の症状が見られたら動物病院へ連れていき、早期発見・早期治療を心がけることが大切です。</p>
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		<title>猫の先天性心疾患</title>
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		<pubDate>Tue, 27 Dec 2011 07:19:12 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[先天性心疾患とは、生まれながらにして心臓の構造に障害（奇形）がある病気のことです。障害があっても、その種類や程度によってはほとんど症状が認められないこともありますが、生後まもなく死亡してしまうこともあります。ただ、猫は人 &#8230; <a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/sentenshinshikkan.html">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>先天性心疾患とは、生まれながらにして心臓の構造に障害（奇形）がある病気のことです。障害があっても、その種類や程度によってはほとんど症状が認められないこともありますが、生後まもなく死亡してしまうこともあります。ただ、猫は人や犬と比べると、先天性心疾患の発生率は高くありません。<span id="more-165"></span></p>
<h2>【症状】疲れやすい、咳が出る、元気・食欲の低下など</h2>
<p>先天性心疾患の症状は、病気の種類や程度によって様々です。<strong>一般に、運動をするとすぐに疲れる、咳をする、元気や食欲がなくなる、呼吸が荒くなる、チアノーゼ（舌や唇が青紫色になった状態）などが見られます。</strong>また、生後すぐに重い症状で死亡する場合もあれば、症状が認められないまま生存する場合もあります。</p>
<h2>【原因】心臓の発育不良、遺伝的な要因などが考えられる</h2>
<p>先天性心疾患は、母猫のお腹（母胎）にいるときに、胎子の心臓に何らかの障害が生じて正常に発育しなかったことが原因と考えられています。遺伝的な要因も考えられますが、まだはっきりとはわかっていません。</p>
<h2>【治療】根本治療は外科手術。内科療法もある</h2>
<p>先天性心疾患の根本的な治療となる外科的手術や、薬剤の投与や運動制限などを行う内科療法があります。</p>
<h2>【予防】疾患があるなら激しい運動は避け、安静を心がける</h2>
<p>先天性の病気のため、特に予防法はありません。ただし、飼育する猫がこの心臓病を患っている場合は、できるだけ激しい運動を避け、安静に飼育するようにしましょう。</p>
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		<title>猫のフィラリア症（犬糸状虫症）</title>
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		<pubDate>Tue, 27 Dec 2011 02:28:15 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[フィラリア症（犬糸状虫症）は、犬糸状虫（フィラリア）と呼ばれる寄生虫が心臓（おもに肺動脈）に寄生して起こる病気です。名前からすると犬の病気というイメージがありますが、この寄生虫は猫にも寄生することがあります。猫がフィラリ &#8230; <a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/firaria.html">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>フィラリア症（犬糸状虫症）は、犬糸状虫（フィラリア）と呼ばれる寄生虫が心臓（おもに肺動脈）に寄生して起こる病気です。名前からすると犬の病気というイメージがありますが、この寄生虫は猫にも寄生することがあります。猫がフィラリアに寄生されてもほとんど症状が見られないこともありますが、<a href="http://www.petwell.jp/disease/cat/zensoku.html">喘息</a>のような咳や呼吸困難、嘔吐といった症状が見られたり、さらには突然死することもあります。猫では犬に比べてフィラリア症の診断が難しいため、何より予防が大切です。<span id="more-40"></span></p>
<h2>【症状】はじめは呼吸器症状や嘔吐、下痢などが見られる</h2>
<p>フィラリア症の症状は、フィラリアの肺動脈到達時期（体内に侵入したフィラリアが肺動脈に達する時期）と死滅時期（フィラリアの成虫が死滅する時期）とで異なります。<br />フィラリアの肺動脈到達時期（感染してから３～４ヵ月後）のおもな症状としては、<strong>咳や呼吸困難など「HARD（Heartworm Associated Respiratory Disease＝犬糸状虫随伴呼吸器疾患）」と呼ばれる慢性の呼吸器症状が現れるほか、吐いたり下痢したりすることもあります。</strong>慢性化してくると咳のほかに、食欲低下や嗜眠（眠っていることが多くなる）、体重の減少といった症状が現れる猫もいますが、目立った症状の見られない猫もいます。<br />一方で、フィラリアの死滅時期では、死滅したフィラリア虫体が肺動脈に詰まったり、虫体によってアナフィラキシーショックを起こしたりすることがあり、突然の呼吸困難や虚脱により死に至る場合があります。</p>
<h2>【原因】フィラリアが蚊を媒介に猫に感染、おもに肺動脈に寄生する</h2>
<p><strong>フィラリア症は、フィラリア（犬糸状虫）という内部寄生虫の感染が原因で発症します。</strong>フィラリアは蚊を媒介に宿主（おもに犬）の体内に侵入し、皮下組織などで発育。心臓や肺動脈に移行して成虫になります。フィラリアの成虫は、本来の寄生場所ではない中枢神経系などにも寄生し、神経症状を起こすこともあります。</p>
<h3>フィラリアが猫に感染するまで</h3>
<ol>
	<li>フィラリアに感染した犬の体内で、フィラリアの成虫が幼虫（ミクロフィラリア）を産み、幼虫（ミクロフィラリア）が犬の血管内を浮遊するようになる※</li>
	<li>蚊がフィラリアに感染した犬を吸血すると、犬の血管内にいた幼虫（ミクロフィラリア）が蚊の体内に侵入する</li>
	<li>幼虫（ミクロフィラリア）は蚊の体内で成長し、（温暖な季節であれば）10日～２週間程度で感染能力を持った感染幼虫となる</li>
	<li>フィラリアの感染幼虫を体内に持っている蚊が猫を吸血した際に、感染幼虫が猫の体内に入り、感染が成立する</li>
</ol>
<p>※幼虫（ミクロフィラリア）は５段階の発育時期を経て成虫となります。成虫になるには、媒介者となる蚊の体内で脱皮・成長して、ミクロフィラリアから感染幼虫となる必要があります。</p>
<h2>【メカニズム】フィラリアへの激しいアレルギー反応が突然死をまねく</h2>
<p>フィラリアの肺動脈到達時期の症状は、肺動脈に寄生するフィラリア虫体やその分泌物によって血管や肺動脈に炎症が起こることで生じます。<br />一方、フィラリアの死滅時期における突然死などの重い症状は、肺動脈で死滅したフィラリアの虫体に対して、猫の体が急激なアレルギー反応（アナフィラキシーショック）を示したり、死滅した虫体が肺動脈に詰まって急性の呼吸困難が引き起こされたりすることで発生します。<strong>アナフィラキシー反応の症状はたった１匹のフィラリアに対しても発生する可能性があります。</strong></p>
<h2>【治療】薬剤などでの成虫駆虫や、炎症や咳を抑える対症療法</h2>
<p><strong>フィラリアの治療には、症状に対する治療とフィラリア成虫を駆虫する治療があります。</strong>フィラリア自体を駆虫する方法としては、成虫駆虫薬の投与ないし外科的治療法があります。成虫駆虫薬の投与は、フィラリア寄生数や猫の状態によってはアナフィラキシーショックなどの合併症が出る可能性があり、猫ではあまり行われません。外科的治療法は大静脈症候群に陥った場合に適応されます。<br />このように、猫の場合ではフィラリア成虫を駆除することは難しいため、成虫駆除よりは、フィラリア寄生による炎症や咳を抑えるため、ステロイド剤や気管支拡張剤の投与といった対症療法が中心に行われます。症状が重いものでは入院治療が必要となります。</p>
<h2>【予防】室外・室内飼いに関わらず、月に１回、予防薬を定期的に投与する</h2>
<p>フィラリアを予防するには、<strong>幼虫に駆除効果のあるフィラリア予防薬を、毎月、定期的に投与します。</strong>フィラリア感染が見られる地域では、蚊の活動が始まる春～初夏から、蚊が見られなくなる時期の１カ月後までフィラリア予防薬の投与を続けます。ただし、蚊の活動期間および投薬期間は地域によって異なります。かかりつけの動物病院の指示に従うようにしましょう。室内飼いの徹底も有効な予防法になりますが、蚊に刺される可能性がないとは言い切れません。室内飼いの場合でも予防薬を定期的に投与することが望ましいといえます。</p>
<div class="pointWrap">
<h4>「猫のフィラリア症（犬糸状虫症）」のポイント</h4>
<p>猫の場合、寄生するフィラリアの数が非常に少ないため、検査では偽陰性（本当は陽性であるのに病気が発見されないこと）となるケースが多くあります。診断が難しく、予防が何より大切といえます。</p>
</div>
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